新型4シリーズクーペの高性能版「M440i xDrive」は直6ターボ搭載で387PSと500Nmを発生

ビー・エム・ダブリュー株式会社は10月16日、フルモデルチェンジした新型「4シリーズクーペ」の高性能版「M440i xDrive」を同日から販売開始すると発表した。納車は本年11月以降を予定している。

M440i xDriveは、BMW M社の手になるモデル。BMW M社は現在2つのカテゴリーを手がけており、「M3」、「M5」などサーキット走行を考慮したMハイパフォーマンスモデルと、サーキットで培われた技術で走行性能を高めたMパフォーマンスモデルが存在する。今回、ベースとなる新型4シリーズと同時に発表されたM440i xDriveは、このうち後者に位置付けられ、公道で至上のドライビング体験を可能にする高性能モデルだ。

標準の4シリーズが2.0L直4ターボ（184PS/300Nm）を搭載するのに対し、M440i xDriveのボンネットに収まるのは387PS/500Nmを発生する3.0L直6ターボユニット。大幅に強化されたパワーとBMWのインテリジェント4輪駆動システムxDriveにより0-100km/h加速は4.5秒を達成し、Mアダプティブ・サスペンション、Mディファレンシャルなども相まって、路面状況を問わずスポーティな走りを実現する。

エクステリアも一層スポーティかつ洗練されたデザインとされ、アイコニックな縦型キドニーグリル、エアインテーク、エアブリーザー、ドアミラー等は専用色のセリウムグレー仕上げとなる。また、リアエンドでもトランクリッドにMリアスポイラーを採用することで空力特性を高め、高速走行時の安全性を向上させている。こうしたディテールにより、M440i xDriveは他の4シリーズとは明確に異なるMパフォーマンスモデルならではの個性的なルックスを獲得している。

このほか、渋滞時の高速道路など一定の条件下で手放し運転が可能な「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」や、iPhoneをドアハンドルにかざすことで車両のロック解除/施錠、エンジンの始動までできるシステムなど先進装備は、もちろん4シリーズと同様だ。価格は10,250,000円。

Comments

キドニーグリルじゃなくてピッグノーズグリルと改名したほうがいいレベル

何でおんなじエンジンを積んだＦＲのスープラが０-１００
3.9秒なのに四駆の４４０が4.5しか出ないんだ
そんなにスープラって早いのか？