インディカー・シリーズに参戦しているアロー・マクラーレンSPは、昨年から参戦体制を3台に拡充する準備を進めており、早ければ今季中にもそれが実現する可能性を示唆してきた。
実際インディ500では、パトリシオ・オワードとフェリクックス・ローゼンクヴィストに加え、3台目のマシンにファン-パブロ・モントーヤが乗ることになっている。
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だがチームのプレジデントであるテイラー・キールは、2023年に向けた準備を優先し、インディ500の後、今季中に3台体制が実現する可能性は低いと語った。
「我々は、2023年に向けた準備の仕方として、それについてかなり考えた」
「今後、インディ500では常に1台追加で走らせ、少しでも有利になるようにすると思う」
「しかし2022年のチャンピオンシップで、2023年に向けて3台目のマシンを参戦させるのは、我々に馴染むモデルではなかったようだ」
「他の人がそうしていたのは見たし、それはそれでいい。だが我々には向いていない。我々のマシンはフルタイムで参戦するか、全く参戦しないかのどちらかだ。だから6号車(インディ500でモントーヤが使うマシン)はインディ以降、見ることはないと思う。つまり、3台目の参戦は絶対にないとは言い切れないが、その可能性は低いと言っていいだろう」
「2023年までの時間をフルに使って、来年の開幕から参戦できるようなプログラムを構築することが賢明だと考えている。パトとフェリックス、5号車と7号車のプログラムを阻害するようなことをするのではなくてね」
「また、(2024年に導入される)2.4リッターエンジンとハイブリッドのテストもたくさん行なう予定だから、その準備のためのグループも必要だ」
「今のチーム状況を考えると、フル参戦のクルマが2台あって、5月に走る3台目、来年フル参戦するクルマのためのチームを作りたい。それにハイブリッドのテストプログラムを実施できるテストチームも必要なんだ。その他にも、いろいろなプロジェクトがある」
インディカーのグリッドが拡大し、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権も活況の中で、北米で優秀なクルーを探すのは困難になりつつある。だがキールはここ数シーズン、3台目のマシンのためのクルーをリクルートしていることを認めており、2台体制でもその成果は出ているようだ。
「短期的には、柔軟性をもたらしてくれるので、役に立っている」とキールは話す。
「しかし、来季のスケールアップを考えると、中長期的にも重要なことなんだ。これから6ヵ月から8ヵ月で、さらに20人から25人を雇うことになるが、他の人たちと同じように、ちょっと心配している」
「我々が、始めようとしていることはたくさんあるんだ。というのも、まだお話できないようなクールなことがたくさんあって、我々はオペレーションを拡大しようとしているんだ」
「このチームが将来的に、素晴らしいものになると考えている。しかし有能なスタッフの不足は今、本当に問題になっている。経験豊富な人材を求め、業界内で互いに奪い合うような状態になっているんだ」
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