アルピーヌF1は3月4日に、チームの技術部門の再編を発表。低調な開幕となってしまった2024年シーズンだが、新たな体制で復調を目指すことになる。
アルピーヌは昨年中頃にCEOが異動され、ベルギーGPの週末にはチーム代表とスポーティング・ディレクターが更迭。同じタイミングでチーフテクニカルオフィサーもチームを離れた。
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今年はブルーノ・ファミンが正式にチーム代表となり、上位進出を目指していたが、開幕戦からチームは最後尾争いのポジションとなるなど、厳しい状況にある。
そんなアルピーヌは、開幕戦の前にテクニカルディレクターのマット・ハーマンと空力主任のディルク・デ・ビアールのふたりが、辞表を提出したことが明らかとなった。
そのためファミン代表は技術部門の再編の必要に迫られていたが、バーレーンGP終了後の4日にアルピーヌの新体制が発表された。
アルピーヌは新体制ではマクラーレンが採用しているような、3本柱の構造を導入。チーム代表の直属として、エンジニアリング、エアロダイナミクス、パフォーマンスの3部門でテクニカルディレクターが編成される。
エンジニアリング担当テクニカルディレクターはジョー・バーネル、エアロダイナミクス担当はデビッド・ウィーター、パフォーマンス担当はシアロン・ピルビームとなる。
アルピーヌによると、今回の体制変更は開幕戦の予選でエステバン・オコンとピエール・ガスリーが最後列に留まったこと、レースでも17位と18位に終わったことなど、厳しいシーズンスタートとなったことへの対応だという。
ブルーノ・ファミン代表は、この体制変更に関して次のようにコメントを寄せた。
「パフォーマンスレベル面に関して、我々の望む位置でもなければ必要とされる位置でもないことがハッキリと分かったため、我々はこのような組織改革を決断した」
「組織と人材の面で、新しい一歩を踏み出す時が来た」
「それぞれが異なる分野を專門とする3人のテクニカルディレクターによる、新しい3本柱の構造は、技術領域全体により良い仕事とコラボレーションをもたらし、ファクトリーからサーキットまでパフォーマンスを提供することに貢献してくれるだろう」
「ジョー、デビッド、シアロンの能力を全面的に信頼しており、チームが必要としている改善やパフォーマンスをもたらすために、密接に協力していくことになる」
「最後になるが、マットとディルクのここ数年間のチームでの努力に感謝を伝えたい。彼らのキャリアの次の章での成功を祈っている」
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