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フェラーリなのに「パン屋のバン」と蔑称! 「250GT」は失敗作なのか?
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空力を意識したスタイルを作り上げた1台

 ブサ可愛いというかブサかっこいいというのはクルマにもある。そもそものデザインが変わっているというかユニークな場合もあるが、カロッツェリアが発達していた欧州ではけっこうなアレンジ系が存在する。

なんと驚きの50億円オーバー! わずか39台しか生産されなかったフェラーリ250GTO

 日本でもいわゆるチューナーやカスタムメーカーのコンプリートモデルはあるが、クルマを仕入れてけっこうな数を生産したり、逆に顧客のオーダーに合わせてボディや内装を別物に作り変えるといったことをするのがヨーロッパ流だ。

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みんなのコメント

5件
  • 1961年に突如起きた、いわゆる「宮廷反乱」という大事件が無かったら
    こんなキワモノも生まれなかったのかもしれませんね。
    その事件の顛末、まさに「ワンマン企業あるある」とも言えなくもないですがw
    それだけ強烈な個性を持ってなければ、フェラーリというクルマはここまで
    伝説的な存在になり得なかったのかもしれません。
    さてこの「パン屋の配達車」ですが、年々高速化していくレースでの
    スタビリティという問題に、斬新なアイデアで挑んだ傑作だと思います。
    250GTOの特徴的なリアエンドのキックアップも、F社在籍中のビッザリーニの
    風洞実験による研究結果によるものです。

    ところで数年前、日本に一台の化物クラシックスポーツカーが輸入され
    ちょっとした話題になりました。
    その車両こそ、ビッザリーニが設計した「イソ・グリフォA3/C」です。
    そしてこの車両をルマンに持ち込んで、大いに「元上司」の鼻をあかしてやった
    というワケですね。
  • 異質な存在だけど大好きなモデル。
    レースで勝つためにデザインされた車は醜くてもカッコよく写る。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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