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新型グランドチェロキー日本発売は2月! 豪華&先進装備+割安感でX7やGLSなどドイツ最上級SUVに肉薄

掲載 更新 22
新型グランドチェロキー日本発売は2月! 豪華&先進装備+割安感でX7やGLSなどドイツ最上級SUVに肉薄

ボディサイズはBMW X7やメルセデスGLSに匹敵

FCAジャパンは12月13日、ジープブランドのフラッグシップSUV、「グランドチェロキー」を10年ぶりに刷新。「グランドチェロキー L」として新設し、来年2月に販売を開始する。新型の特徴を想定されるライバルと比べながら見ていこう。

>>現行型ジープ グランドチェロキーのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる

まず新型で大きく変わった特徴は、従来の2列5人乗りに対し、3列7人乗りへと変更されたこと。これに伴い、車名の末尾にロングを示す「L」が付いた。ちなみに本国では5人乗り仕様の「グランドチェロキー」も発表されている。

グランドチェロキーLのボディサイズは全長5200mm×全幅1980mm×全高1815mm(Limitedグレード)で、5人乗りだった先代と比べると全長+365mm、全幅+45mmと、かなり長く幅広な体格へと進化した。ボディの大型化により車両重量も2555kg(前代比+約100kg)に増加し、2.5t超となっている。ちなみにこれにボディサイズが近いSUVは、BMW X7(5165mm×2000mm×1835mm)やメルセデスGLS(5220×2030×1825mm)などがあり、ドイツの最上級プレミアムSUVに匹敵するボディサイズとなった。

パワーユニットはボア96.0mm×ストローク83.0mmの3.6L V6をキャリーオーバー。286ps/344Nmの出力は、先代から-4ps/-3Nmとわずかな減少だが、車重が増えたぶん、乗り味がどうかは少し気になるところ。もっともエンジンについては、X7も3リッターディーゼル(40d)が主力で、トルクでは劣るものの、出力は優っている。

豪華路線へと舵取り

トランスミッションは8速ATが組み合わされ、「クォドラトラックII 4×4システム」により4輪を駆動する。また、フロントサスペンションは改良を機にマルチリンクへと変更され、上級の「Summit Reserve(サミット リザーブ)」は走破性と高速走行時のスタビリティを両立した車高調整式のエアサスも装備している。快適な乗り心地も期待できそうだ。

新型最大のアピールポイントとなる3列シートのインテリアはフラッグシップらしい上質な仕立てが特徴。10.1インチの大型タッチパネルをセンターに据えたレイアウトは、上質でモダンな印象を与え、本格オフローダーというよりはプレミアムSUVという趣となった。

さらに2列目をキャプテンシートとした6人乗りのサミット リザーブでは、フロント及び2列目のシートベンチレーション機能、本木目アクセントトリムなど充実した快適装備が奢られる。さらに、STOP & GO機能付アダプティブクルーズコントロールや歩行者、動物検知機能付ナイトビジョンなど運転支援機能も多数備えている。

新型グランドチェロキー Lの価格設定は、Limited(7人乗り)が788万円、Summit Reserve(6人乗り)は999万円。先代は524万円~734万円という価格設定だったから、かなりの値上げになるが、プレミアム化へ大きく舵を切ったことを踏まえると、納得できる価格設定だろう。ライバルと目されるBMW X5(945-1118万円)やX7(1114-1286万円/いずれもMモデルを除く)あたりに比べると低めの設定で、ビッグサイズのSUVを求めるユーザーや多人数乗車が必要な人には要注目の存在となりそうだ。

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みんなのコメント

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  • ステランティス傘下のジープブランドは2月26日、新型『グランドチェロキーL』(Jeep Grand Cherokee L)を2021年第2四半期(4~6月)、米国市場で発売すると発表した。現地ベース価格は、3万6995ドル(約395万円)

    現地価格からだいぶボッタクッテきましたね
  • この日本価格が割安だとか、バカの極みの評価はやめてほしい。

    いちばん安いグレードでも788万円だなんて、これ子供らの送り迎えに下駄使いしてるアメリカのお母ちゃん達が聞いたら腰抜かすわ!!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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