ハースのケビン・マグヌッセンが、ペナルティポイントの累積によって次戦アゼルバイジャンGPの出場停止処分を受ける可能性が浮上している。
マグヌッセンはイタリアGP決勝レース中、ロッジア・シケインでアルピーヌのピエール・ガスリーと接触。スチュワードはマグヌッセンに否があるとして、10秒のタイム加算ペナルティを科した。
■マグヌッセンの”ディフェンス”がまた物議。アルボン「コーナーの真ん中でブレーキ……ちょっと一線を越えていた」
またこのタイムペナルティに併せて、マグヌッセンにはペナルティポイント2点が科された。これでマグヌッセンは累積12ポイント……不服申し立てのプロセス次第ではあるものの、マグヌッセンに次戦出場停止処分が下ると考えられる。
ガスリーとの接触についてスチュワードのレポートにはこう記された。
「スチュワードは動画と、車載映像の証拠を見直した。ターン4への進入で20号車(マグヌッセン)はイン側から10号車(ガスリー)をオーバーテイクしようと試みた」
「20号車はフロントアクスルが10号車のミラーの前にでていたが、ドライビングスタンダートガイドラインでは、追い越しをかけた車両は『安全かつコントロールを保つやり方でドライブする必要がある』と規定されている」
「スチュワードは、20号車がそうではなかったと判断し、接触の責任はこのドライバーにあると判断・通常のペナルティとペナルティポイントを科した」
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