スポーツランドSUGOでシェイクダウンを終えたホンダ・プレリュードGTのプロトタイプ。来季スーパーGT・GT500クラスに投入予定のこの車両をドライブした山本尚貴と牧野任祐がメディアの取材に応え、その印象などを語った。
今回シェイクダウンを担当したのは、TEAM KUNIMITSU所属のふたり。今後は他チームのドライバーにも走行機会があるようだが、まずは今季ホンダ陣営でランキング最上位につける100号車STANLEY CIVICのドライバーがステアリングを握った形だ。
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まずプロトタイプ車両に乗り込んだのは牧野。セッション開始直前にスコールのような大雨が降ったことで「ちょっと焦った」と語るが、ウエット路面の中で粛々とテストプログラムを進めていった。
そしてセッション終盤に山本にバトンタッチすると、この日ベストとなる1分18秒408をマーク。2時間で合計34周を走った。なお、午後の走行は天候不良によりキャンセル。明日にも走行が行なわれるという。
走行を終えて、スーパーGTプロジェクトリーダーの佐伯昌浩氏は、「ウエットコンディションでのシェイクダウンではありましたが、何点かアイテムの方も試すことができて、順調なスタートを切れたと思います」と総括。ポジティブなコメントでこの日を締め括った。
これまで様々なGT500車両のシェイクダウンを担当してきた山本は、「来シーズンから車両をスイッチするということで、(2年の参戦となったシビックは)少し短い期間にはなってしまいました。ただ、車両にあまり手を加えられない今のスーパーGTにおいて、短期間でベース車が変わることはマイナスの部分もありつつも、一方で新しいクルマに乗れるというワクワク感の方が少し高い」として、新型プレリュードの市販車発売によって訪れたブレイクスルーのチャンスに対して期待感を口にした。
では、実際に乗ってみた感触はどうだったのか? 特に気になるのが現行シビック・タイプR-GTとの違いだが、34周の走行でかつウエットコンディションだったこともあり、得られたフィーリングは限定的だったはず。ただ、その中でも牧野はシビックとの違いを感じたとコメントした。
「そこまで詳しいことは言えませんが、持っているものとしては(シビックと)違うなという印象です」
「NSXで良かったところ、シビックで良かったところを全部踏まえて開発を進めて、チャンピオンを獲れるクルマを作っていけたらと思います。多くは語れませんが、初めて乗った印象としては、結構違うなという印象がありました」
シェイクダウン前日に開発陣が語ったように、このプレリュードGTが最終的にどのような車両特性になるかは、今後の開発における“味付け”次第といった側面もある。その一方で、ドライバーとしてはどのようなマシンを望んでいるのか? これについて山本はこう語る。
「シビックに変わってからも、そしてNSXの頃からもそうでしたが、なんとか1発(の速さ)は出せてもレースで逆転されることが多いのかなと。そこについてはリクエストを伝えてはいたのですが、開発をしてレースを戦う上でその目標を叶えることができずにいました。来年はベース車両が変わるチャンスになるので、レースでしっかりと戦えるクルマを作りたいです」
「それは決して一発を犠牲にするということではありません。この間の1号車(第6戦SUGOでの1号車au TOM'S GR Supra)は、あれだけのハンデを背負いながら予選で良いポジションを獲得していました。あの時はレースで久々に少し苦戦していましたが、彼らは常にレースで上位に顔を出していますし、そういったチャンピオンらしい戦いをしているのが1号車です」
「かなりハードルは高いと思いますが、自分たちもそういったところを目指し、かつ越えていく必要があります。そんなクルマを一緒に作っていければと思います」
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