■EWC第3戦ル・マン24時間レースは、波乱の展開!
2019-2020世界耐久選手権(以下:EWC)第3戦ル・マン24時間レースが、フランスのブガッティ・サーキットで8月29日から30日に無観客開催されました。第2戦セパン8時間耐久レースから約9ヶ月ぶりにレースが再開されています。
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決勝レースは、ポールポジションからスタートしたYART Yamaha Official EWC Team序盤でトップにたち2位のF.C.C. TSR Honda Franceとの差を拡大していたK・ハニカですが、雨が強くなってきたことも影響し転倒、大きく順位を落としてしまいます。
多くのチームが転倒する中、終始安定した走りを見せた首位を入れ替えながらF.C.C. TSR Honda Franceは、108周目で再びトップに立ったディ・メリオは、そのまま次のフックに交代し、続くフォレイと、その後はトップを譲ることなく、そのまま24時間を走り切り優勝をしました。
ポールポジションスタートのYART Yamaha Official EWC Teamは、転倒後で28番手まで後退しましたが、終始トップタイムをマークしながら残り3時間となったところで4番手に浮上しレースを終えています。
ランキングトップのSuzuki Endurance Racing Team(以下:SERT)は、序盤にクラッシュしますがすぐにコースへ復帰し、トップグループでレースを展開します。2位走行中の残り2時間、周回遅れのライダーと接触し、ピットインを余儀なくされますが3位でコースに復帰し、表彰台を獲得しました。
F.C.C. TSR Honda Franceは、8時間経過、16時間経過時点の順位に対して与えられるボーナスポイントを、それぞれ1位で10ポイントを得たほか、優勝の40ポイント、予選順位の2ポイントを加え、計62ポイントを獲得。トータル87ポイントで、ランキングは2位に浮上しました。
ランキング首位のSERTは127ポイントとなり、ライバルのFCC TSR Honda Franceが87ポイントで2位、ヤマハ公式YARTが82ポイントで3位、BMW Motorrad WECが82ポイントで4位となっています。
■藤井正和 F.C.C. TSR Honda Franceチーム総監督
「今回のレースについての思いはさまざまあります。もちろん、今回のル・マンは勝ちたかったレースで、なにより新型CBR1000RR-R FIREBLADE SPのEWC初参戦、初の24時間レース、そして世界初優勝を達成できたことは自負したいと思います。しかし、レースやマシンとは全く異なるコロナ禍、しかもパンデミックという世界的な流行の中で、果たしてレースなんてできるのか? (新型マシンを組み上げてスタートラインに並べ)一体たどり着けるのか? そんなものを乗り越えて自分たちのマシンが組み上げられる喜び、自分たちのマシンでレースができる喜び、チームがこうして集まって一緒になって戦う喜びを、多くの皆さんと分かち合って乗り越えていきたい、そんな思いがとても強く感じられます。皆さん一緒にがんばりましょう」
■F.C.C. TSR Honda Franceジョシュ・フック
「信じられないレース展開でした。新型マシンとここにやって来て、チームは準備の時間が1~2カ月しか取れずに、会場に到着してから準備が完了するような状況でした。Honda CBR1000RR-R FIREBLADE SPはすばらしく、ピットを出てすぐに競争力を感じられ、僕らライダーとチーム全員にとって驚きでしたし、このマシンが最速でした。そこからさらに進化を続け、勝てるマシンでル・マンへやって来たので、スタートからそれを実感していました。この新しいマシンを走らせるために懸命に取り組んでくれたチームと関係者の皆さんに心から感謝しています。みんなで勝ち取った勝利ですし、フレディ(フォレイ) 、マイク(ディ・メリオ)とともに成し遂げられてうれしいです」
■F.C.C. TSR Honda Franceフレディ・フォレイ
「あとから振り返ったときに、これがCBR1000RR-R FIREBLADE SPの第一歩になりますし、そこで勝利を挙げることができました。レースウイークが始まる前には、いきなり速さを発揮できるとは予想していなかったので、すばらしいパフォーマンスに導いてくれたチームに感謝しています。チーム、チームメートとこの喜びを共有できるのはすばらしいことです。いい走りを見せてくれたマイク(ディ・メリオ)と、ケガを抱えながらも最後までやり切ったジョシュ(フック)を称えたいと思います。このチームでル・マン2勝目を挙げられて最高の気分です。コロナ禍で、数週間前はレースができるかも分からなかったのに、僕らがいまここにいて、レースに勝てたなんて、魔法にかかったような気持ちです」
■F.C.C. TSR Honda Franceマイク・ディ・メリオ
「すごいレースでした。スタートしてすぐに、レースペースがかなりいいと感じ、新型マシンでのスタートでしたが、ライバルたちを引き離そうとしました。いいスタートが切れて、グレッグ・ブラックの後ろについていましたが、自分のペースでレースをしようと思っていました。こんなにギャップを築けて驚いたので、最初のスティントでは少し冷静になるように努めました。難しいコンディションになり、ミスをするチームも出てきたので、我々はペースを守ることに注力しました。夜間走行でマシンがどうすれば機能するのか理解が進み、楽しめるようになってきて、ラップタイムも好調でした。チームは、新型CBR1000RR-R FIREBLADE SPをすばらしい仕事ぶりで作り上げてくれましたし、僕らもコロナ禍の中でできる限りトレーニングを積み、今日の勝利という成果をつかむことができました」
※ ※ ※
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、EWCのスケジュールも大幅に変更され、次戦はポルトガルのエストリル12時間レースが9月27日に開催されます。翌月開催予定だった鈴鹿8時間耐久レースが中止のためにエストリル12時間レースがシーズン最終戦となる予定です。
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