シリーズに3台のフェラーリ 488 GTEを投入
イタリアのレーシングチーム「アイアン・リンクス(Iron Lynx)」は、5月15~16日の週末にオーストリアとフランスでふたつのカテゴリーを戦った。オーストリアのレッドブル・リンクではヨーロピアン・ル・マン・シリーズに3台体制で参戦。フランスのポール・リカールでは、イタリアF4選手権に6台のマシンを送り込んでいる。
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レッドブル・リンクで開催されたヨーロピアン・ル・マン・シリーズ第2戦には、3台のフェラーリ 488 GTEを投入。予選ではアイアン・リンクスが2~4番手を占めて見せた。特にその2週間前にフェラーリ・チャレンジで優勝したばかりのミシェル・ガッティングが、フロントロウの一角を占める予選2番手を手にしている。
80号車がトップを快走するも3位に終わる
マッテオ・クレッソーニ、リーノ・マストロナルディ、ミゲル・モリーナがドライブした80号車は好調なスタートを切り、豪雨に見舞われるまでトップを快走。セーフティカーが導入されたレース終盤はピットストップのタイミングやタイヤ選択など難しい判断を迫られながらも3位で走りきった。この結果、80号車はGTEランキングのトップに立っている。
女性クルーで構成された83号車はガッティングのチームメイトであるマヌエラ・ゴストナーがスタートドライバーを担当し、一時LMP3マシンに引っかかる場面もありながらも、9位でフィニッシュ。クラウディオ・スキアボーニ、ジョルジオ・セルナジオット、パオロ・ルベルティがドライブした60号車は1周目にトラブルに見舞われながら、その後も懸命に走行を続けて7位を得ている。
アイアン・リンクスのチーム代表を務めるアンドレア・ピッチーニは、ヨーロピアン・ル・マン・シリーズについて次のようにコメントした。
「チームとしては正しい判断ができたと思いますが、天候があまりにも予測不可能でした。チームの対応は悪くなかっと思っています。このような難しいコンディションのなかで、全員が素晴らしい仕事をしてくれたと思っています。次戦のポール・リカールではさらに強くなって戻ってきます」
イタリアF4開幕戦でマヤ・ウィーグがルーキークラス2位に
16歳のオランダ系スペイン人のマヤ・ウィーグは、フェラーリ・ドライビング・アカデミーに選出された最初の女性として、フォーミュラレースデビューを果たした。ウィーグはレース1とレース2で入賞し、さらに最終レースではルーキークラスの2位を獲得している。
また、チームメイトのレオナルド・フォルナローリがレース3で総合4位に入賞。ピエトロ・アルマンニはレース2でスピードを見せて11位に入った。
「ポール・リカールは我々が得意とするコースではありませんが、レオナルドが貴重なポイントを獲得しましたし、ピエトロが競争力のあるレーサーであることを証明しました。そして、マヤはルーキーとして初レースで表彰台を獲得しています。チームとして好調なスタートを切ることができたと、断言できるでしょう」と、ピッチーニはF4に参戦したクルーについてコメントした。
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