ホンダ・レーシング(HRC)で長年二輪部門のレース運営室室長を勤めてきた桒田哲宏氏が、今年4月から四輪部門へと異動することがmotorsport.comの調べで分かった。
ホンダはここ数年、MotoGPで苦しい状況に陥っており、2024年シーズンも復活に向けた取り組みが続けられている。
■イタリア人のマリーニ、でもその働き方は「ドイツ人のよう」とホンダのチームマネージャー驚き
すでにMotoGPは2024年シーズン開幕前の2度のテストが終了し、開幕をいよいよ間近に控えた状態にあるが、そこでHRC組織上層部に人事異動があることが判明した。
今回の異動では、2016年からHRCの二輪部門のレース運営室室長を勤めてきた桒田哲宏氏が、2022年にHRCへ統合された四輪部門へと移ることが分かった。
桒田室長は年度の切り替わる3月末までは現職に留まる。そして後任にはこれまでダカールラリーなどオフロード部門のマネージャーとして手腕を発揮してきた本田太一氏が就くことになる。
HRCは昨年10月にホンダ・RC213Vの開発責任者などを務めてきた佐藤辰氏が新たな開発室室長に就任しており、今回の人事はそれに続くものだと言える。なおホンダ側はこうした異動について、成績不振による引責ではなくジョブローテーションの一環だと説明している。
ホンダは2023年限りでこれまで6度のMotoGPタイトルをもたらしたマルク・マルケスがチームを離脱。後任ライダーとしてVR46からルカ・マリーニが加入し、ジョアン・ミルとともに立て直しに臨んでいる。
プレシーズンテストでは積極的な開発姿勢を示していたホンダ。ただライダーからは依然としてRC213Vの抱えてきたトラクション不足の問題が残っているとされ、解決策を模索している状態にある。
MotoGP2024年シーズンは3月8日にカタールのルサイル・インターナショナル・サーキットで開幕する。
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