ヴァレオとアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)は、ソフト定義自動車(SDV)革命を支援するため、自動車エンジニアの開発プロセスを簡素化する新しいデジタルサービスを構築すると発表した。
1月7日(日本時間1月8日未明)、米国ラスベガスで開幕する「CES 2025」で詳細を発表する予定だ。
つながる! 伸びる! 2025年に開通予定の自動車道路はここだ
ヴァレオは、AWSを活用した3つの新ソリューションを発表した。これには、自動車メーカー向け電子制御ユニットの開発を最大40%加速する「ヴァレオ仮想化ハードウェアラボ」、クラウドベースのソフトウェア開発と自律モビリティ・ワークフローの検証を可能にする「ヴァレオ・クラウド・ハードウエア・ラボ」、ドライビング・エクスペリエンスを向上させる「Assist XR」が含まれる。
ヴァレオは、AWSパートナー・ネットワーク(APN)に参加し、両社の連携を強化した。これにより、ADASやインフォテインメント・システム、自律走行車などの分散型車両ソフトウェア・スタックの開発、テスト、検証が迅速化される。さらに、運転体験を向上させる新しいエンドユーザー機能の開発も促進される。
ヴァレオ仮想化ハードウェアラボは、仮想化された電子制御ユニット(vECU)とセンサーモデル(VESM)を用いてソフトウェアをテストし、開発サイクルを最大40%加速する。ヴァレオ・クラウド・ハードウエア・ラボは、クラウドで自律走行車のソフトウェア開発ワークフローを実現し、グローバル・チームのコラボレーションを促進する。Assist XRは、リアルタイムで情報を収集・分析し、リモート・アシスタンスの機能を拡張する。
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