フォルクスワーゲンがLAオートショーに出展した「I.D. CROZZ CONCEPT」は、2020年に発売が予定される電気自動車のSUVをイメージしたコンセプトモデルだ。
フロントがヒンジドア、リアがスライドドアとなっているユニークなボディはいかにもコンセプトカー然としているが、ボディサイズはコンパクトSUVの「ティグアン」と同等とアピールされ、現実味のあるプラットフォームを採用していることを示している。
駆動系は、前後に独立したモーターを配置した全輪駆動。フロントに101馬力のモーター、リアに201馬力のモーターを置き、合計302馬力ものパワーを与えている。それでいて航続距離は300マイル(480km)を実現しているという。ちなみにバッテリー総電力量は83kWhと日産リーフ(40kWh)の倍以上。そのバッテリーは150kWのDC充電器により30分で80%の充電が可能だ。
さらに、前後独立モーターとすることでハンドリングと駆動力を最適バランスさせているというのも注目ポイント。ハンドリング性能には、低く積まれたリチウムイオンバッテリーによる低重心化も効いているはずだ。なお、前後重量配分は48:52とエンジン車のSUVよりも有利なパッケージとなっている点もアドバンテージだ。
最新モデルらしく自動運転テクノロジーも高いレベルに仕上げられている。レーザースキャナーや超音波、レーダー、カメラなどからの情報を瞬時に解析して操作を行う「オートパイロット」(自動運転)を実現する。ドライバーは自動運転モードとマニュアル運転モードを選ぶことができ、選んだモードにより車内のインターフェイスが変化する仕組みとなっている。
なお自動運転技術について、フォルクスワーゲンでは2025年の実用化を目処に開発を進めているという。
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