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【サプライズ公開】フェラーリ新型812 GTS、日本上陸 V12オープンのカタログ車、60年代以来

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【サプライズ公開】フェラーリ新型812 GTS、日本上陸 V12オープンのカタログ車、60年代以来

FOCJメンバーに披露

text&photo:Kazuhide Ueno(上野和秀)

【画像】フェラーリ812 GTS日本披露 開閉操作/トランク/内装【実車を撮影】 全105枚

伊フェラーリが、9月に初公開した新型モデル「フェラーリ812 GTS」が、フェラーリ・オーナーズ・クラブ・ジャパン(FOCJ)のクリスマス・パーティにおいて、シークレット・プログラムとして日本初お披露目された。

V12エンジンを搭載するクーペ・モデル「812スーパーファスト」のオープン・バージョンである。

フェラーリ社極東・中東エリア統括CEOのディーター・クネヒテル氏とFOCJ川崎会長によりアンベールされると会場からどよめきが上がった。

フェラーリの12気筒オープン・モデルは365 GTS4デイトナ・スパイダー以来途絶えており、途中限定車として550バルケッタと575ファミリーのスーパーアメリカが限定で発売されただけで、カタログ・モデルとなるのは1960年代以来となる。

812 GTS そのデザインは?

キャビンの後ろにフェアリング風のCピラーが備わり、クオーター・ウインドウが設けられるところは往年の308 GTSを思わせる。

リトラクタブル・ルーフはフェアリング風の背びれ部分が開閉し格納されるもので、オープン/クローズに要する時間は各14秒と謳われている。

エクステリアでは、812スーパーファストでは後輪のホイールアーチに設置されていた空力向上用のダクト、エアロ・ダイナミック・バイパスが姿を消し、その代わりとしてリア・デュフューザーにフラップが追加されている。

量産オープンカー最強

パワートレインとシャシーは812スーパーファストと共通で、エンジンの最高出力も同じ800ps/8500rpmを発揮。

トランスミッションは7速DCTギアボックスが組合わせられ、0-100km/h加速が3秒以内、最高速度が340km/h。量産オープン・モデルとしては世界最強のパワーとなる。

フェラーリ日本法人の好意により今回のお披露目が実現したということもあり、日本価格などの車両に関しての詳細は、会場では発表されなかった。

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