まもなくレーススタートを迎える今年のル・マン24時間レース。LMP1クラスのプライベーターチームにとって、LMP2クラスのマシンをオーバーテイクするのは非常に難しいという。
LMP1クラスには唯一のメーカーワークス体制での参戦となるトヨタ2台の後方では、激しい表彰台争いが繰り広げられると予想される、今年のル・マン24時間レース。SMPレーシングも、このポジションを争う4つのチームのひとつである。
ウォームアップもトヨタが1-2位独占、ライバルに4秒の差をつける
BR1を走らせるSMPレーシングは、レベリオン・レーシングと激しい争いを繰り広げそうだ。
同チームのマシンを走らせるステファン・サラザンは、周回遅れのLMP2マシンをオーバーテイクするのは、非常に大きなチャレンジになるだろうと語った。ハイブリッドシステム非搭載のLMP1マシンは、最高速で苦労しているのだ。
「僕らにとっては、LMP2マシンをオーバーテイクするのは非常に難しい。彼らがストレートでどのくらい速いかは、信じられないほどなんだ」
この件について尋ねられたサラザンは、motorsport.comに対してそう語った。
「ポルシェコーナーでは、僕らは彼らのアウト側を回ることができる。いくつかのエリアでは、オーバーテイクすることは問題ない。でも、彼らは速い。予選で彼らは、3分24秒8を記録したんだ。信じられないことだよ」
ちなみにサラザンが乗る17号車は3分19秒483だった。
オリバー・ウェッブやドミニク・クライハマーと4号車バイコレスのCLM P1/01をシェアするトム・ディルマンも、次のように語る。
「僕らはストレートエンドでは遅い。だから、オーバーテイクするのは非常に難しいんだ」
「僕らはブレーキングで彼らを抜かなきゃいけない。LMP2クラスはコーナーでも同じように速い。だから僕らは、うまくオーバーテイクしなきゃいけない」
1号車レベリオンのニール・ジャニは、ハイブリッドパワーを持つトヨタは、大きなアドバンテージを持っていると語った。
「彼らはトラフィックで、大きなアドバンテージを持っていると思う。なぜなら彼らは、戦略的なツールをたくさん持っているからだ」
ジャニはそうmotorsport.comに対して語った。
「僕らが周回遅れのマシンに引っかかっている時に、彼らはアドバンテージを得る。なぜなら僕らは、ストレートで十分なパワーを持っていないんだ。彼ら(トヨタ)よりも、トラフィックで多くのタイムを失うだろう」
ジャニは、トヨタと他のプライベーターチームのスピードガーブの違いが、24時間レースの最初の数周を面白くするだろうと考えている。
「クリーンエアの最初の数周は、僕らはストレートでは負けることになるだろう。でも、ポルシェカーブでは大きく追い上げることができるだろう」
「それはアコーディオン効果のようなものだ。SMPは僕らよりもストレートスピードが速いけど、それはまた別の問題だ。最初の2周は、とても難しいと思う」
ジャニは、トヨタに不運が起きた時、勝利を奪い取れるようなポジションに入られることを期待している。
「トヨタに万が一のことが起きる場合に備えて、僕らは十分に近いところにいるべきだ」
そう元ポルシェのLMP1チームのドライバーであるジャニは語った。
「それが、僕らが考えているものだ」
「僕らは、彼らに不運が起こって欲しいと思っているわけではない。でも、ル・マンは信じられないような物語になることもある」
「僕は過去2年間、そういうシーンを見てきた。それも全く異なった形で。幸運な立場にいたと思ったら、不運な立場になることもある。ル・マンの神が僕らのためのシナリオを描いた場合に備え、それを手にできる位置にいたいと思っている」
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