MotoGP第7戦サンマリノGP、第8戦エミリア・ロマーニャGPの舞台となるミサノ・サーキット。同地は路面を再舗装しているが、MotoGPライダーからは凹凸がひどい箇所が存在すると不満の声が上がっている。
特に不満が囁かれているのは、セクター3の高速コーナーであるターン11、そしてそこから続く2つの右コーナーにあるバンプだ。
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プラマックのジャック・ミラーは上記のセクションについて「本当に悪い」と語っており、再舗装された路面はバンプという面ではこれまでよりも悪化させてしまっているという。
「路面はバンピーで、良くないね。特に高速セクターでは本当に悪い」と、ミラーは言う。
「再舗装の一番の良かった点は、少なくともある程度のグリップがあることだ。去年はグリップしなかったからね」
「でも事実としてこれだけバンピーな路面で、(再舗装から)1年も経っていないとは思えない。彼らがどんなふざけたことをしたのかはわからないが、バンプという面では悪化させているよ」
「でも、少なくともグリップはある。悪いのは後半セクションでバイクが揺れて弾むということだけなんだ」
またLCRホンダのカル・クラッチローも、路面の凹凸は「厳しいものだ」と語り、さらにこう続けた。
「悪い、本当に悪いね。グリップはかなり良くなっているけど、バンプは本当に厳しいし、特にターン3のアウト側とバックストレートは厳しい」
「バックストレートを320キロで進むと、狂ったように(バイクが)振られる。素晴らしいエリアではないだろうね」
彼のチームメイトである中上貴晶も、バンプが酷いと語るライダーのひとりだ。中上によると、マシンをホールドするのも難しいほどだという。
「バンプは信じられないほどのものです。僕らはバンプに当たった時、バイクが常に大きく振れてしまって、ホールドするのがとても難しいので、苦戦しています」
「結果として、次のコーナーへ集中するのが難しくなってしまうんです。ですから、その解決策を時間をかけて探していました。今、素晴らしいバランスは感じられていないですからね」
「僕らにとって、この問題はかなり大きいです。ですから可能な限り早く策を見つける必要があります。こうした状況ではレースをフィニッシュできません。10周でさえ腕を酷使してしまって、ホールドできなくなってしまいますから」
「ですから、できる限り早く解決策を見つける必要があります」
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