ブガッティ・サーキットで開催されているMotoGP第5戦フランスGP。その予選でレプソル・ホンダのマルク・マルケスは2列目6番グリッドを獲得。復帰から3戦目のこの結果には、彼も満足しているようだ。
今シーズンの第3戦ポルトガルGPで、怪我から9ヵ月ぶりの復帰を果たしたマルケス。本調子からはまだ遠い彼だが、フランスGP予選Q2では一時トップタイムをマークする走りを見せた。
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雨が降ったり止んだりする難しいコンディションでフランスGP2日目は進行。MotoGPクラスの予選Q2では路面が乾きつつあったため、各ライダーはスリックタイヤでのアタックにかけていた。
終盤マルケスはトップタイムをマークしており、ポールポジションの可能性も考えられたが、ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)を筆頭にライバルたちが最後のアタックでタイムを更新したことで6番手となった。
マルケスはこの結果に関して、最後にアタックがもう1周できていたとしてもポールポジションを獲得することはできなかっただろうと考えており、グリッド2列目に並べたことはいい結果だと語った。
「ミックスコンディションとそこへの素早い適応は僕の強みだったのは確かだし、今もそうで、快適に感じられていたよ」と、マルケスは言う。
「ただスリックタイヤで路面に一部濡れている部分があると、昔のように快適に感じることができていないのも本当のところだ。バイクに乗ってアグレッシブな動きをすると、まだ思うようにコントロールできず、少し不安を感じてしまう……完全に自分の手中にあるという感じではないんだ」
「でもそこを除けば、今日はFP4でも良い感じだったし、予選でも良いフィーリングだった。最初にチェッカーフラッグを受けてしまって、もう1周できなかったのは残念だけど、満足しているよ」
「もう1周してもラップタイムを改善するのは難しかっただろう。だからこれで良かったと思う」
「1列目や2列目は最高の結果だし、夢の結果だ。明日の決勝に向けて良いところに居るよ」
チームメイトのポル・エスパルガロはフランスGPで走りを向上させてきており、予選最後のアタックではポールを狙える最速ペースを見せていた。
ただターン6で転倒を喫してしまい、タイム更新はならず。8番手から決勝に挑むことになった。
エスパルガロは予選までのどのセッションでも強さを感じていたこともあり、予選での失敗にはがっかりしたと語っている。
「自分に腹が立っている。今日、僕らはポールポジション、少なくともフロントロウを狙っていたんだからね」
「(アタックラップの)第1セクターは凄く良かった。フロントロウに並んだファビオやジャック(ミラー/ドゥカティ)よりもコンマ3秒速かったんだ」
「PP獲得ができると思っていたからこそ、これは痛い。前戦ヘレスではそのチャンスは凄く少なかったけど、ここではいいポジションを確保できる大きなチャンスがあったんだ。だから腹が立つ」
「最後のアタックラップのタイミングを待っていたんだけど、雨が降り始めてしまってペースが下がってしまった。(タイミングを)遅くしすぎたのは確かだし、(転倒した周の)ターン6では無理をしてしまった」
「僕が最速ライダーのひとりだと分かっているだけに、8番手、ホンダ勢で3番手からのスタートは苦しい。耐え難いよ」
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