現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > “2台目のレクサスRC F GT3”がロングビーチ戦のGTDに登場へ。ゼッケンで35周年を祝う/IMSA

ここから本文です

“2台目のレクサスRC F GT3”がロングビーチ戦のGTDに登場へ。ゼッケンで35周年を祝う/IMSA

掲載
“2台目のレクサスRC F GT3”がロングビーチ戦のGTDに登場へ。ゼッケンで35周年を祝う/IMSA

 バッサー・サリバンは、4月20日にカリフォルニア州のロングビーチで開催されるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第3戦『アキュラ・グランプリ』で、GTDクラスに2台目のレクサスRC F GT3を投入することを決定した。

 これは、12号車レクサスRC F GT3でGTDクラスにフルシーズン参戦しているフランキー・モンテカルボとパーカー・トンプソンというシルバー評価のドライバーふたりが別々の2台に分散し、通常は同チームの14号車でGTDプロクラスに参戦しているジャック・ホークスワース、ベン・バーニコートとそれぞれ組んで参戦する“コンビ組み換え”を意味している。

好バトルの末、WTRアンドレッティ・アキュラが逆転優勝。黄金レクサスはGTDプロを制す/セブリング12時間

 これが可能になるのは、第3戦はGTDプロクラス(とLMP2)はエントリー対象外となるためだ。普段はGTDプロにエントリーする車両を2台目としてGTDに参入させ、合わせてドライバーコンビを組み替えることで、同チームの2台はともにGTDへの出場要件を満たすことになる。なお、ロングビーチではGTPとGTDという2クラス構成で100分レースが行われることになっている。

 4月9日にチームから発表されたところによると、ホークスワース/モンテカルボが12号車でエントリーし、バーニコート/トンプソンは89号車でコンビを組んでロングビーチ市街地での一戦に出場する。

 同チームは、2022年のミド・オハイオ戦とデトロイト戦でも同様の戦略を採用した。これらのGTDプロクラスがエントリー対象外のイベントで彼らはGTDに2台の車両を投入し、追加のGTDエントリーとなったバーニコート/カイル・カークウッドがデトロイトのベル・アイルで勝利を収めている。

「ロングビーチ・グランプリは、我々のチームとレクサスにとって、極めて特別なものだ」とチーム共同オーナーのジェームス・“サリー”・サリバンは語った。

「我々はもう一度勝つことを期待して、ロングビーチに向かう」

「バッサー・サリバン12号車レクサスRC F GT3のフランキーとジャック、89号車レクサスRC F GT3のベンとパーカーの組み合わせは、我々に最高のチャンスを与えてくれる」

 レクサス・モータースポーツのシニアマネージャー、ジェフ・バルは「ロングビーチの街に戻ってくることに興奮しており、バッサー・サリバンが12号車に加えて2台目のGTDエントリーを走らせられることを光栄に思う」と付け加えた。

「レクサスがアメリカのラグジュアリー自動車レースに参入した年に敬意を表し、チームはここ米国での35年を記念し、ゼッケン12と並んでゼッケン89を走らせることになる」

「1989年以来、レクサスは業界をリードするゲスト・エクスペリエンスを一貫して提供するとともに、前例のない品質と信頼性で評判を築き、今日の高級車産業を形成してきた」

「『ベストはない、あるのはベター(より良いもの)だけ』という考え方はレクサス社内のどこにでも存在し、レースに関しても同じことが当てはまる」

 GTPおよびGTDのみとなるスプリントレースのエントリーリストは、4月10日水曜日に発表される見込みだ。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
AUTOCAR JAPAN
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
AUTOSPORT web
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
乗りものニュース
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
AUTOSPORT web
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
AUTOSPORT web
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
くるまのニュース
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
AUTOCAR JAPAN
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
AUTOCAR JAPAN
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
AUTOSPORT web
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
Auto Messe Web
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
乗りものニュース
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
レスポンス
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
AUTOSPORT web
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
motorsport.com 日本版
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
くるまのニュース
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
VAGUE
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
GQ JAPAN
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
レスポンス

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村