5月1~2日のシドニー・モータースポーツパーク戦以来となる実質の2021年第5戦、聖地マウントパノラマで開催されたTCRオーストラリア最終戦『バサースト400』は、全18台のエントリーが集うなかシーズン序盤で5連勝を含む大量リードを築いていたチャズ・モスタート(アウディRS3 LMS)が、レース1を「リスク回避」の戦略で挑み9位完走。このリザルトにより残るレース2、レース3の結果を待たずして、RSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップ参戦のスタードライバーがTCRチャンピオンも獲得する結末となった。
世界のモータースポーツカレンダーと同様に、度重なるスケジュール改訂により6月以降のイベントが軒並みキャンセルとなってきた2年目のTCRオーストラリアは、同じく同国最大のツーリングカー選手権であるRSCなどとタッグを組み、初の試みとして豪州最速フォーミュラのS5000や、ファナテック・GTワールドチャレンジ・オーストラリア(GTWCオーストラリア)などの開催を含め、6日間に及ぶ“フェスティバル”化がアナウンスされた。
4連戦フィナーレは悪天候キャンセルの幕切れ。SVG今季14勝目でWタイトル獲得/RSC第11戦シドニー4
11月30日~12月6日の期間に組まれたイベントスケジュールのうち、早々に開始されたTCRプラクティスではジョーダン・コックス(アルファロメオ・ジュリエッタ・ヴェローチェTCR)の最速で幕を明けると、予選では往年の名ドライバーであるジェイソン・バルグワナの息子であるベン(プジョー308 TCR)が躍進。
かつてのVASCヴァージン・オーストラリア・スーパーカーなどで活躍したマイケル・カルーソ(アルファロメオ・ジュリエッタ・ヴェローチェTCR)や、ウォール・レーシングのジョン・マーティン(FK8ホンダ・シビック・タイプR TCR)らを退け、唯一の2分14秒台となる2分14秒60のタイムでポールポジションを獲得した。
一方の選手権リーダーであるモスタートは、公式練習でまさかのクラッシュを喫しアウディのリヤを大破させてしまう。MPCのクルーにより懸命の修復作業を経たマシンは、この予選で7番グリッドを獲得するのが精一杯となった。
そのまま現地水曜13時35分にスタートが切られたレース1は、4番手発進のアーロン・キャメロン(プジョー308 TCR)が好発進を見せ、序盤から首位を守り続けたベンとのプジョー対決を制し、5周目には首位に浮上。その後も古豪ギャリー・ロジャース・モータースポーツ(GRM)勢の2台が全ラップを通じて秒差圏内の勝負を繰り広げる。
最終的に2位スタートだったカルーソのアルファを大きく引き離した2台は、0.094秒の僅差でフィニッシュしキャメロンが初戦を制覇。2位ベン、3位カルーソとともに、GRM勢がポディウムを占拠する結果となった。
さらに集団背後で一時6番手までポジションを上げていたモスタートは、レース終盤にルーク・キング(アウディRS3 LMS)らに迫られるも、敢えて「タイトルを確保するためにリスクを冒さなかった」ことで9位チェッカー。これで金曜日のレース2、土曜日のレース3を待たず2代目TCRオーストラリア・シリーズ王者の称号を手にしている。
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