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シンガポールの中心街をF1マシンが駆け抜ける……大迫力のナイトレースを見逃すな! 王者決定の可能性も|F1シンガポールGP DAZN配信スケジュール

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シンガポールの中心街をF1マシンが駆け抜ける……大迫力のナイトレースを見逃すな! 王者決定の可能性も|F1シンガポールGP DAZN配信スケジュール

 3年ぶりに、シンガポールGPが帰ってくる。

 新型コロナウイルスの世界的な蔓延により、2年連続で開催中止となっていたF1シンガポールGP。しかし今年は、予定通り開催できそうだ。

■F1シンガポールGPでの、マックス・フェルスタッペンのチャンピオン決定条件とは? 優勝が最低条件

 舞台となるのは、マリーナ・ベイ市街地コース。まさにシンガポールの中心街を駆け抜けるコースだ。

 メインストレートとピットエリアはサーキット特設エリアとなっており、その最終コーナー近辺には、かつて世界一の大きさを誇っていたこともある大観覧車”シンガポール・フライヤー”が聳え立っている。

 ターン1からターン3までの複合区間を抜けると、F1マシンは公道区間に突入。ターン5からはこのサーキットで最も長い直線区間が待ち構える。この直線はラッフルズ・ブルーバードと呼ばれる目貫通りで、両側にはショッピング施設やホテルなどが立ち並ぶ。

 このラッフルズ・ブルーバードは、その名の通り直進すればあの有名なラッフルズ・ホテルに至る。しかしF1のコースはラッフルズ・ホテルの一筋手前で左にターン。ここがこのコース最大のオーバーテイクポイントであるターン7である。

 ここから1ブロック進んで今度は右にターン。右手には戦争記念公園を望む。そしてさらに1ブロック進んで左へとターンしていく。左手には芝生のエリアが広がるが、ここはクリケットなどが開催されるパダンであり、右手にはナショナル・ギャラリーがある。

 パダンの先で左に折れると、このサーキット屈指の”狭い”区間へ。複合のシケインをクリアし、さらに狭い”アンダーソン・ブリッジ”を渡る。ここは上下2車線ずつが別々の橋になっているため、F1マシン片側しか走ることができない……つまり2車線分しかないところを、全速力で駆け抜けなければいけないわけだ。

 突き当たりを今度は左にターンし、エスプラネード・ドライブへと出る。ここがターン13であり、アウト側にはシンガポールのシンボルとも言えるマーライオンが鎮座し、日夜口から水を放出し続けている。

 ターン14でターン8と同じ交差点へと戻り、進路を右に。ここからは沿岸区間となる。エスプラネード・シアターの前を駆け抜けると、右左の複合コーナーをクリアし、さらに海岸線へ。そしてマリーナ・ベイ・グランドスタンドの前に出て、観衆の前でその走りを披露する。このグランドスタンドの下をくぐって公道に戻ると、高速道路の高架手前で再び海岸線に、そしてシンガポール・フライヤーを横目に最終コーナーへと至る。

 このシンガポールGPは、F1史上初のナイトレースとして2008年に初開催。しかし夜間のレースながら、赤道間近ということもあり、ドライバーとマシンを熱気と湿気が苦しめる。しかも公道のためコンクリートウォールが周囲を覆っており、一瞬たりとも気が抜けない、そんなコースである。

 今年は、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが圧倒的な強さを見せており、最短でここシンガポールで今季のチャンピオン獲得を決めてしまう可能性がある。ライバルであるフェラーリのシャルル・ルクレールとしては、是が非でも負けられない1戦である。

 また昨年F1デビューを果たした角田裕毅(アルファタウリ)としては、今季がシンガポールGP初経験。この難しい市街地コースをどんな形で攻略してくるのか、非常に興味深い。

 このシンガポールGPも、スポーツチャンネルDAZNで全セッションが生配信される。また野田樹潤が参戦するWシリーズも併催として行なわれる予定になっており、英語実況ながら予選と決勝がライブ配信される。

 DAZNでのF1シンガポールGPの配信スケジュールは、以下の通りとなっている。

■9月30日(金)
19:00 F1フリー走行1回目 実況:サッシャ/解説:田中健一
22:00 F1フリー走行2回目 解説:柴田久仁夫、田中健一

■10月1日(土)
17:45 Wシリーズ予選 英語実況
19:00 F1フリー走行3回目 解説:小倉茂徳、田中健一
22:00 F1予選 解説:中野信治、田中健一

■10月2日(日)
17:45 Wシリーズ決勝 英語実況
20:20 F1決勝 解説:中野信治、田中健一

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