2021年にF1デビューを果たしたミック・シューマッハー(ハース)がルーキーシーズンを振り返り、2022年に向けて新たな契約を獲得するというプレッシャーが無いことで、気持ちが少し楽だったという。
”皇帝”の異名を持つ7度のF1世界王者、ミハエル・シューマッハーを父に持つミック・シューマッハーの2021年は、同じくルーキーでチームメイトのニキータ・マゼピンとともに、2020年以降開発が行われていなかったハースのマシンで苦戦を余儀なくされた。チームとしてもノーポイントでシーズンを終えたものの、シューマッハーはトルコGPで予選Q2進出を果たすなど、いくつかのハイライトを残した。
■山本雅史氏、今月末でホンダを退社。今後は新会社を設立し、“日本とレッドブルの架け橋”に
ルーキーシーズンは想像よりも厳しいモノであったかどうかを振り返り、シューマッハーは複数年契約を結んでいるという安心感が、状況を良くしてくれたと語った。
「(想像よりも)厳しくはなかった。正直なところ、思っていたよりも気楽だったと思う」と彼は言う。
「『来年はどうするんだ?』っていうプレッシャーもない」
「ほとんどの場合、結果を出せば来年もシートを確保できる。つまり、すべては自分次第。決定を左右するのは外的要因じゃないんだ」
チームが競争力を欠如していたことで、シューマッハーはポイント争いから大きく離れていた……その分、彼にかかるストレスも少しは軽減されていたことだろう。
しかし、彼は成果を出すというプレッシャーをかけられる環境が、逆に恩恵をもたらすこともあり得たかもしれないと考えている。
「毎週末、ポイントを獲得して、上位で戦い続けなければならないというプレッシャーがあったら、僕は楽しめたはずだよ」
「いつも後ろの方を走っているのとは、見られ方が明らかに違う。このスポーツを知っている人や理解してくれている人なら、僕が何をしているのかを分かってくれるだろう」
「でも、あまり興味のない人たちにとって見れば、僕が後ろを走っているのを見てなぜだろうと思うだろうね。(シューマッハーという名前から)チャンピオン経験者として僕を見ているからね。だから今とは異なるアプローチになる」
「とは言え、(後方を走っていても)僕らにとっては良いことなんだ。2022年はいろんなことが起こると思うよ」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?