4月10日、東京都港区にあるアストンマーティン青山ハウスで、アストンマーティンジャパンが主催したイベント『ASTON MARTIN AN EXCLUSIVE NIGHT with D'station Racing AMR』が行われ、今季スーパーGT GT300クラスに参戦するD'station Racing AMRの藤井誠暢とジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ、そして新車のD'station Vantage GT3が登場した。
D'station Racing AMRは今季、アストンマーティン・レーシングのバックアップを受け、GT300クラス初登場となるアストンマーティンAMRバンテージGT3を投入。エースの藤井に加え、昨年までGT500クラスで戦っていたオリベイラが加入し、強力な体制を敷いている。
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岡山国際サーキットで4月13~14日に開幕する第1戦を控え行われたこの日のイベントは、アストンマーティンジャパンの寺嶋正一マネージングディレクターも出席。メディアとアストンマーティンオーナーが詰めかけるなか、今季D'station Racing AMRの参戦について報告した。
トークショーでは、この日の日中に市販車のバンテージをドライブしてきたという藤井とオリベイラが、バンテージGT3のフィーリングとの違いや市販車のトルクやラグジュアリーさをアピール。オリベイラの提案で表参道を走ってきたというが、大きな注目を集めたという。
岡山での公式テスト直前に今季に向けた性能調整がかけられたものの、そのパッケージから注目度が高いD'station Vantage GT3。藤井は「今週いよいよ開幕ですが、岡山では二度テストしていますし、バンテージには合っているコースなのでチャンスがあると思っています」と語った。
「ライバルの体制も変わり、どうなるかはまったく分かりませんが、いい準備をして予選から前にいき、表彰台を目指す戦いをしていきたいと思います」
またオリベイラは「今週末、天候は分からないけれど、岡山ではいいテストができているし、D'station Vantage GT3のバランスはいい。表彰台を目指したいし、レースを楽しみにしているよ」と語った。
会場に展示されたD'station Vantage GT3は、富士公式テストに登場したマシンにフルカラーリングが施されたもの。細かなスポンサーロゴも増えた“本番仕様”だ。イベントでは、多くのアストンマーティンオーナーがコクピットを体験したほか、藤井自らがエンジンルームを開けるサービスぶり。多くのオーナーのサポートを得て、D'station Vantage GT3は岡山へ向かった。
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