F1第6戦スペインGPの開幕が間近に迫っているが、FIAのF1レースディレクターであるマイケル・マシは、会場であるカタルニア・サーキットでのコーナーカットに関して、取り締まりの指針を明らかにした。
昨年のレースでは、ドライバーがターン2のイン側をショートカットすることでアドバンテージを得ないように、ランオフエリア中にボラードが設置された。よってイン側のランオフエリアに入ってしまったドライバーは、ボラードの左側からコースに合流することで、安全な方法で戻ることを要求されていた。
■コース上をしっかり走りなさい! ハンガロリンクでもトラックリミットを厳格に取り締まり
しかしながらマシは、このコーナーカットをさらに厳しく取り締まるために、繰り返しこのコーナーをカットしてアドバンテージを得るマシンに対して警告を与えることにした。
マシが木曜日に全チーム・ドライバーに向けて通達したメモにはこう記されている。
「コース内を通ってターン2を抜けられなかったマシンが出る度に、各チームには公式メッセージングシステムを介して通達される」
「ドライバーがレース中、ターン2のコース内通過に2度失敗した場合、当該ドライバーには黒白旗が提示される」
「それ以上のコーナーカットがあった場合は、スチュワードに報告される」
「いかなる場合でも、ドライバーは安全かつアドバンテージを得ないような形でのみ、コースに再合流しなければならない」
「上記の条件は、強制的にコースアウトさせられたと判断されたドライバーには自動的に適用されず、それぞれのケースが個別に判断されることとなっている」
今シーズンはここまでトラックリミットの取り締まりがより一層強化されており、ハンガリーとイギリスでも今回のような追加のガイドラインが制定されていた。
また、カタルニア・サーキット側でも昨年と比べていくつかのマイナーチェンジが行なわれている。まずターン1のランオフエリアでは、MotoGPの“ロングラップペナルティ”で使用するための新しいアスファルトの道ができている。そしてターン8の出口の縁石は延長され、ターン8、ターン12のサンドトラップも拡張されている。
さらにターン12には最新鋭のTecProバリアが設置され、最終シケインがあるターン15の縁石はピットレーン入り口に合わせて延長されている。
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