ヤマハのバレンティーノ・ロッシは、アラゴンGP予選Q1で敗退したことについて、自力でQ2に進む力はなく、他のライダーの後ろを走りスリップストリームを利用するしかなかったと語った。その戦略が失敗に終わったことで、予選18番手。フランコ・モルビデリ(マルクVDSホンダ)にペナルティがあったため、彼は決勝を17番手からスタートする。
フリー走行3回目までに総合トップ10に入れず、予選Q1からの出走となったロッシ。Q1最初のアタックでも5番手と苦しんでいた。
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するとロッシは最後のアタックに向けてスリップストリームの恩恵を受けようと、ピットを出ていく他のライダーの後ろにつこうとしていた。
しかし彼の戦略は功を奏さず、セッションが終わる前にアタックをすることができなかったロッシは、最終的にQ1を8番手で終えた。
「Q1で、僕たちは混乱していた。少し待ち過ぎてしまい、アタックすることができなかった」とロッシは説明した。
「だけど例えアタックすることが出来たとしても2、3ポジション上げることなら可能だったと思うが、残念ながらQ2に行けるスピードはなかった」
その結果、ロッシは18番手となり、ロッシ本人にとっては負傷しながらの出場となった2006年のオランダGPで予選18番手となって以来最悪の予選となった。
「実際、Q2に進むためには誰かの後ろでアタックをする必要があったから、僕はそれに全てを賭けることにした。だから僕は待っていたんだけど、残念ながら待ち過ぎてしまった」とロッシは付け加えた。
「週末を通してガレージで作業をし、通常のセットアップ作業を進めても、僕たちの問題は変わらなかった。バイクのフィーリングは常に難しいままで、スピードも改善しなかった」
「明日(決勝日)は何か他のことをして、なんとかバイクを改善しようとしている。より良いレースをし、いくらかポイントを取る。それが明日の目標になるだろう」
一方のビニャーレスは、予選Q2で11番手止まり。中古タイヤで記録した最初のアタックでのタイムを上回ることが出来なかった。
「Q2でのラップタイムは中古タイヤを使った時のものだ。新しいタイヤを使った時はセンサーに問題があって、ラップを終えられなかった」とビニャーレスは説明した。
「だから、僕のラップタイムは本当の速さを反映していない。もう少し前のグリッドは得られたと思う」
なおビニャーレスはブラッドリー・スミス(KTM)のアタックを妨害したとして3グリッド降格ペナルティを受けたため、14番グリッドから決勝に臨むことになった。
ペナルティについてビニャーレスは「僕が見たことから言って、おそらくブラッドリーを妨害してしまったんだろう。ルールはルールだ。それだけだ」と語った。
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