現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > ヤマハの苦難続く。ロッシ、予選の戦略失敗で18番手「自分でQ2に行く力はなかった」|MotoGPアラゴンGP

ここから本文です

ヤマハの苦難続く。ロッシ、予選の戦略失敗で18番手「自分でQ2に行く力はなかった」|MotoGPアラゴンGP

掲載 更新
ヤマハの苦難続く。ロッシ、予選の戦略失敗で18番手「自分でQ2に行く力はなかった」|MotoGPアラゴンGP

 ヤマハのバレンティーノ・ロッシは、アラゴンGP予選Q1で敗退したことについて、自力でQ2に進む力はなく、他のライダーの後ろを走りスリップストリームを利用するしかなかったと語った。その戦略が失敗に終わったことで、予選18番手。フランコ・モルビデリ(マルクVDSホンダ)にペナルティがあったため、彼は決勝を17番手からスタートする。


 フリー走行3回目までに総合トップ10に入れず、予選Q1からの出走となったロッシ。Q1最初のアタックでも5番手と苦しんでいた。

アラゴンGP予選:ロレンソ圧巻3戦連続PP。中上Q1突破し12位

 するとロッシは最後のアタックに向けてスリップストリームの恩恵を受けようと、ピットを出ていく他のライダーの後ろにつこうとしていた。


 しかし彼の戦略は功を奏さず、セッションが終わる前にアタックをすることができなかったロッシは、最終的にQ1を8番手で終えた。

「Q1で、僕たちは混乱していた。少し待ち過ぎてしまい、アタックすることができなかった」とロッシは説明した。

「だけど例えアタックすることが出来たとしても2、3ポジション上げることなら可能だったと思うが、残念ながらQ2に行けるスピードはなかった」

 その結果、ロッシは18番手となり、ロッシ本人にとっては負傷しながらの出場となった2006年のオランダGPで予選18番手となって以来最悪の予選となった。

「実際、Q2に進むためには誰かの後ろでアタックをする必要があったから、僕はそれに全てを賭けることにした。だから僕は待っていたんだけど、残念ながら待ち過ぎてしまった」とロッシは付け加えた。

「週末を通してガレージで作業をし、通常のセットアップ作業を進めても、僕たちの問題は変わらなかった。バイクのフィーリングは常に難しいままで、スピードも改善しなかった」

「明日(決勝日)は何か他のことをして、なんとかバイクを改善しようとしている。より良いレースをし、いくらかポイントを取る。それが明日の目標になるだろう」

 一方のビニャーレスは、予選Q2で11番手止まり。中古タイヤで記録した最初のアタックでのタイムを上回ることが出来なかった。

「Q2でのラップタイムは中古タイヤを使った時のものだ。新しいタイヤを使った時はセンサーに問題があって、ラップを終えられなかった」とビニャーレスは説明した。

「だから、僕のラップタイムは本当の速さを反映していない。もう少し前のグリッドは得られたと思う」

 なおビニャーレスはブラッドリー・スミス(KTM)のアタックを妨害したとして3グリッド降格ペナルティを受けたため、14番グリッドから決勝に臨むことになった。

 ペナルティについてビニャーレスは「僕が見たことから言って、おそらくブラッドリーを妨害してしまったんだろう。ルールはルールだ。それだけだ」と語った。

【キャンペーン】マイカー・車検月の登録でガソリン・軽油7円/L引きクーポンが全員貰える!

こんな記事も読まれています

打倒N-BOX、ダイハツ・タントが満を持して2025年にフルモデルチェンジ
打倒N-BOX、ダイハツ・タントが満を持して2025年にフルモデルチェンジ
グーネット
レンジローバーPHEVの使用済みバッテリーを再利用! エネルギー貯蔵システム「BESS」で真の循環型経済の実現を目指す
レンジローバーPHEVの使用済みバッテリーを再利用! エネルギー貯蔵システム「BESS」で真の循環型経済の実現を目指す
THE EV TIMES
FIA-F4第2戦富士で複数エントラントが参戦見合わせの異常事態発生。原因不明のエンジントラブルが理由
FIA-F4第2戦富士で複数エントラントが参戦見合わせの異常事態発生。原因不明のエンジントラブルが理由
AUTOSPORT web
ルノーが小型SUV『シンビオズ』発表…「E-TECHハイブリッド」搭載
ルノーが小型SUV『シンビオズ』発表…「E-TECHハイブリッド」搭載
レスポンス
GT500次期車両はモーター搭載を検討も方針は未定。投入タイミングは2029年か【GTA坂東正明代表/第2戦会見】
GT500次期車両はモーター搭載を検討も方針は未定。投入タイミングは2029年か【GTA坂東正明代表/第2戦会見】
AUTOSPORT web
物議を醸すマグヌッセンのペナルティ上等ディフェンス。マクラーレン代表も語気強める「この業界にはフェアな人間が生き残るべき。全く容認できない」
物議を醸すマグヌッセンのペナルティ上等ディフェンス。マクラーレン代表も語気強める「この業界にはフェアな人間が生き残るべき。全く容認できない」
motorsport.com 日本版
空港アクセスが改善! 国道238号「紋別防雪」15kmが2024年度開通へ 冬の“過酷条件”を軽減
空港アクセスが改善! 国道238号「紋別防雪」15kmが2024年度開通へ 冬の“過酷条件”を軽減
乗りものニュース
全長3m級で470万円!? 「小さな超高級車」がスゴかった! “匠”が仕上げた「豪華すぎ内装」採用! 日本でも販売した「老舗ブランド」の激レア車とは
全長3m級で470万円!? 「小さな超高級車」がスゴかった! “匠”が仕上げた「豪華すぎ内装」採用! 日本でも販売した「老舗ブランド」の激レア車とは
くるまのニュース
【SL誕生70周年】メルセデス・ベンツ「300SLガルウイング」と「SLS AMG」の共演! 京都を感じる「280SL」にも注目です
【SL誕生70周年】メルセデス・ベンツ「300SLガルウイング」と「SLS AMG」の共演! 京都を感じる「280SL」にも注目です
Auto Messe Web
muta Racing INGING 2024スーパーGT第2戦富士 予選レポート
muta Racing INGING 2024スーパーGT第2戦富士 予選レポート
AUTOSPORT web
F1第6戦、マシンセッティングに苦しみながらフェルスタッペンがまずスプリントを制す【マイアミGP】
F1第6戦、マシンセッティングに苦しみながらフェルスタッペンがまずスプリントを制す【マイアミGP】
Webモーターマガジン
公道走行可能なKTMの新型「X-Bow GT-XR」はミッドシップ5気筒で後輪駆動で500馬力のレーシングカー
公道走行可能なKTMの新型「X-Bow GT-XR」はミッドシップ5気筒で後輪駆動で500馬力のレーシングカー
AutoBild Japan
定番オールテレーンタイヤが最新世代へ  横浜ゴム「GEOLANDAR A/T4」試乗インプレッション
定番オールテレーンタイヤが最新世代へ  横浜ゴム「GEOLANDAR A/T4」試乗インプレッション
月刊自家用車WEB
アウディ『S3セダン』改良新型、進化したパフォーマンスをデザインで表現
アウディ『S3セダン』改良新型、進化したパフォーマンスをデザインで表現
レスポンス
メルセデス育成アントネッリ、2024年にウイリアムズからF1デビュー!? 過熱憶測にウルフ代表「全部噂に過ぎない」と鎮火はかる
メルセデス育成アントネッリ、2024年にウイリアムズからF1デビュー!? 過熱憶測にウルフ代表「全部噂に過ぎない」と鎮火はかる
motorsport.com 日本版
「泊まれる高速SA」に神設備誕生! 「カプセル」新設で“脱・雑魚寝の休憩室”!?  ハイウェイホテルの老舗
「泊まれる高速SA」に神設備誕生! 「カプセル」新設で“脱・雑魚寝の休憩室”!? ハイウェイホテルの老舗
乗りものニュース
クラシックベントレー31台による日本一周大冒険ツアー 「BENTLY RISING SUN RALLY 2024」その一端をレポート
クラシックベントレー31台による日本一周大冒険ツアー 「BENTLY RISING SUN RALLY 2024」その一端をレポート
AUTOCAR JAPAN
ついにカムリも消えて……。 「日本のセダン」に足りないものは何なのか
ついにカムリも消えて……。 「日本のセダン」に足りないものは何なのか
ベストカーWeb

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村