現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ランボルギーニ New カウンタック「LPI 800-4」を、日本初お披露目!万が一、遭遇したら幸せになれるかも。

ここから本文です

ランボルギーニ New カウンタック「LPI 800-4」を、日本初お披露目!万が一、遭遇したら幸せになれるかも。

掲載 更新 10
ランボルギーニ New カウンタック「LPI 800-4」を、日本初お披露目!万が一、遭遇したら幸せになれるかも。

2022年6月21日、アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパンは、カウンタックのデビュー50周年を記念して2021年8月に世界初公開された「New カウンタック LPI 800-4」をメディアに向けて日本初公開した。世界限定112台のレアモデルは、目撃できればそれだけで十分に幸せかも。

初代の要素を採り入れつつ未来的なインスピレーションも加える
1971年にデビューした、スーパーカーの代名詞ともいえる存在がランボルギーニ カウンタックだ。2021年8月、アウトモビリ・ランボルギーニは米国のペブルビーチで、その生誕50周年を記念して21世紀に合わせて進化させた「New カウンタック LPI 800-4」を世界初公開した。それから10カ月、そのNew カウンタックが日本で初お披露目された。

●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか

発表会では、アウトモビリ・ランボルギーニのヘッド of デザインであるミーティア・ボルケート氏もイタリアからオンラインで参加し、New カウンタックのデザインについて語った。

そのスタイリングは、ひと目で「カウンタック(イタリア語の発音ではクンタッチに近い)!」と分かるものだ。初代カウンタックは約20年で5つのモデルを展開したが、New カウンタックではそれらのラインを凝縮して、アイコニックなデザインとしている。

たとえば、六角形のホイールアーチや、長くて低い長方形のグリル、主張のあるラインのフロントボンネットなどと言った過去の要素を採り入れつつ、筋肉質のリアフェンダーやスペースシップラインと呼ばれるシングルセンターラインなどは、未来的なインスピレーションとして用いられているという。

ヘッドランプはリトラクタブル式から固定式に、テールランプは最近のランボルギーニ車に見られる六角形状を採用しているが、スーパーカーのお約束であるシザーズ式ドアは、もちろん継承されている。そして21世紀のテクノロジーであるエアロダイナミクスを取り入れた結果、固定式のリアウイングなしに空力性能を高めている。

ただし、New カウンタックは初代に比べて二回りほど大きい。初代カウンタック LP400は、全長4140×全幅1890×全高1070mm、ホイールベースは2450mm。21世紀のいま見ると、初代カウンタックはけっこうコンパクトなのだ。

パワーユニットには48Vマイルドハイブリッドも採用
コクピットの後ろにミッドシップ搭載されるパワーユニットは、最高出力780hpと最大トルク720Nmを発生する6.5LのV12 DOHC。これに34hpと35Nmを発生する48Vの電動モーターをギアボックスに直接搭載する、マイルドハイブリッド システムを採用している。組み合わされるトランスミッションは7速AMTで、フルタイムで4輪を駆動する。

モノコックシャシとボディパネルはすべてカーボンファイバー製で、乾燥重量はわずか1595kg。パワー/ウエイト レシオは1.95hp/kgを実現している。タイヤはピレリ Pゼロコルサ、ホイールは1980年代の「テレホン」スタイルをインスパイアしたデザインで、ブレーキはカーボンセラミックだ。

インテリアではセンターダッシュに8.4インチのタッチスクリーンが備わり、コネクティビティ機能やアップル カープレイとのリンクなどが操作できる。

今回お披露目されたNew カウンタックのボディカラーは、ロッソ ランボルギーニと呼ばれるランボルギーニ伝統の鮮やかなレッド。インテリアは対照的に眩しいホワイトだった。初代カウンタック開発時のプロジェクト名「LP 112」にちなんで、New カウンタックは世界限定112台の生産となる。そのうち、日本からは一ケタ台数(つまり10台未満)がオーダーされているという。

今回の展示車両は、日本に最初に納入されたNew カウンタックの1台で、既にオーナーが決まっている。ちなみに本国での車両価格(税抜き)は200万ユーロ(約2億8000万円)からとなっているが、日本仕様の車両価格は未発表。とはいえ、最近の円安の為替レートなどを鑑みると、3億円近いプライスが付けられてもおかしくはない。そんなNew カウンタックを手に入れられる、幸せなミリオネアが日本には何人も存在するのだ。

■ランボルギーニ カウンタック LPI 800-4 主要諸元
●全長×全幅×全高:4870×2099×1139mm
●ホイールベース:2700mm
●乾燥重量:1595kg
●エンジン:60度V12 DOHC+モーター(スーパーキャパシタ)
●総排気量:6498cc
●最高出力:574kW(780hp)/8500rpm+34hp
●最大トルク:720Nm(73.4kgm)/6750rpm+35Nm
●トランスミッション:7速AMT
●駆動方式:縦置きミッドシップ4WD
●燃料・タンク容量:プレミアム・70L
●NEDCサイクル燃費:認証待ち
●最高速度:355km/h
●0→100km/h加速:2.8秒
●0→200km/h加速:8.6秒
●タイヤサイズ:前255/30ZR20、後355/25ZR21
●本国の車両価格(税別):200万ユーロ(約2億8000万円)~

[ アルバム : ランボルギーニ New カウンタック LPI 800-4 はオリジナルサイトでご覧ください ]

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

フェルスタッペン、苦しい1年を戦い抜いた4連覇は”誇り”「ある意味、とても特別で美しいシーズンだ」
フェルスタッペン、苦しい1年を戦い抜いた4連覇は”誇り”「ある意味、とても特別で美しいシーズンだ」
motorsport.com 日本版
MAXWIN、ヘルメット取付タイプのGPS搭載ドラレコ「MF-BDVR001G」発売
MAXWIN、ヘルメット取付タイプのGPS搭載ドラレコ「MF-BDVR001G」発売
レスポンス
空冷6気筒の水平対向! RRレイアウト! ポルシェになれなかったGMの「コルヴェア」とは
空冷6気筒の水平対向! RRレイアウト! ポルシェになれなかったGMの「コルヴェア」とは
WEB CARTOP
「パフォーマンスやスピードは昨年と比べ物にならない」トヨタWRC勝田貴元、2024年は自身の成長を実感した1年に
「パフォーマンスやスピードは昨年と比べ物にならない」トヨタWRC勝田貴元、2024年は自身の成長を実感した1年に
motorsport.com 日本版
水道代がかからないしエコだからって「井戸水」「雨水」洗車はNG! キレイにならないどころか塗装を傷める可能性もあった
水道代がかからないしエコだからって「井戸水」「雨水」洗車はNG! キレイにならないどころか塗装を傷める可能性もあった
WEB CARTOP
スライドドア採用! ホンダの「2ドア“MR”ハッチバック」がスゴイ! まさかのミッドシップでめちゃ楽しそうな「ステップ“バス”」とは
スライドドア採用! ホンダの「2ドア“MR”ハッチバック」がスゴイ! まさかのミッドシップでめちゃ楽しそうな「ステップ“バス”」とは
くるまのニュース
ホンダ『S660』用HKSインタークーラーキットがリニューアル、ブラックメッシュホース使用で軽量化
ホンダ『S660』用HKSインタークーラーキットがリニューアル、ブラックメッシュホース使用で軽量化
レスポンス
NY発ファッションブランドが本気のカスタマイズ!「エメ レオン ドレ」流ポルシェが「鮮烈」デビュー
NY発ファッションブランドが本気のカスタマイズ!「エメ レオン ドレ」流ポルシェが「鮮烈」デビュー
Webモーターマガジン
「タイヤの摩耗が早い」「買い取り価格は期待できない」EVにまつわる巷のウワサ6つの真実
「タイヤの摩耗が早い」「買い取り価格は期待できない」EVにまつわる巷のウワサ6つの真実
THE EV TIMES
【スクープ】スバル「アウトバック」の次期型はワゴンボディからSUVに激変! 日本再発売もある!?
【スクープ】スバル「アウトバック」の次期型はワゴンボディからSUVに激変! 日本再発売もある!?
LE VOLANT CARSMEET WEB
トヨタの「“2階建て”ハイエース!?」公開! 5人寝られる&「立って歩ける」内装が超スゴイ! ファンルーチェ「セレンゲレティ/ウラルエイジア」お台場で実車展示
トヨタの「“2階建て”ハイエース!?」公開! 5人寝られる&「立って歩ける」内装が超スゴイ! ファンルーチェ「セレンゲレティ/ウラルエイジア」お台場で実車展示
くるまのニュース
トーヨータイヤ「OPEN COUNTRY」装着車両がメキシコ開催の「スコア・バハ1000」3位入賞で、最上位クラス年間チャンピオン獲得
トーヨータイヤ「OPEN COUNTRY」装着車両がメキシコ開催の「スコア・バハ1000」3位入賞で、最上位クラス年間チャンピオン獲得
レスポンス
地上を転がって移動できるドローン!? DICが「CES 2025」で発表へ
地上を転がって移動できるドローン!? DICが「CES 2025」で発表へ
レスポンス
FIA/WRCがラリージャパンのSS12キャンセル理由を説明「許可されていない車両が進入し、スタートラインを塞いだ」
FIA/WRCがラリージャパンのSS12キャンセル理由を説明「許可されていない車両が進入し、スタートラインを塞いだ」
AUTOSPORT web
ついにトヨタ「新型セリカ」復活!? 次期8代目登場か… 中嶋副社長「セリカ、やっちゃいます。」宣言! 会長も後押し!? ラリージャパンで語られたコトとは
ついにトヨタ「新型セリカ」復活!? 次期8代目登場か… 中嶋副社長「セリカ、やっちゃいます。」宣言! 会長も後押し!? ラリージャパンで語られたコトとは
くるまのニュース
F1ラスベガスGP決勝速報|フェルスタッペンがドライバーズタイトル4連覇! 優勝は盤石ラッセルでメルセデス1-2。角田は9位入賞
F1ラスベガスGP決勝速報|フェルスタッペンがドライバーズタイトル4連覇! 優勝は盤石ラッセルでメルセデス1-2。角田は9位入賞
motorsport.com 日本版
[F40]だって夢じゃねぇ! [中古車]バブルが崩壊したらあなたは何を買う
[F40]だって夢じゃねぇ! [中古車]バブルが崩壊したらあなたは何を買う
ベストカーWeb
突如裏切る日本の路面。「あちこちでスライド」「一体どこでパンクしたのか」/ラリージャパン デイ2コメント
突如裏切る日本の路面。「あちこちでスライド」「一体どこでパンクしたのか」/ラリージャパン デイ2コメント
AUTOSPORT web

みんなのコメント

10件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村