5月20日、住友ゴムグループのファルケンタイヤヨーロッパは、6月3~6日にドイツで開催される『ニュルブルクリンク24時間レース』に引き続き2台のポルシェ911 GT3 Rで参戦することを発表し、ドライバーラインアップも明らかにした。
自動車メーカーやタイヤメーカーが開発テストを行うサーキットとしても有名なドイツ・ニュルブルクリンクで行われるニュルブルクリンク24時間レースは、高低差300m、ブラインドコーナーを含め約170のコーナー持つ北コースと、F1も開催されるGPコースをつなげた1周約25kmのフルコースで争われ、“世界一過酷なレース”とも言われている。
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そんなニュルブルクリンク24時間レースに長年挑戦し続けているのがファルケン・モータースポーツだ。1999年のニッサン・スカイラインGT-Rでの参戦からスタートしたファルケンの挑戦は、ヨーロッパにおけるファルケンのブランドイメージ向上に貢献し、スポーツタイヤとしてのブランドを確立している。
新型コロナウイルスの影響で開催時期が変更された昨年のニュルブルクリンク24時間レースは、霧や一時中断するほどの豪雨にも見舞われる厳しい環境と過酷なコースが重なり、完走すること自体が難しいレースとなったが、ファルケン・モータースポーツが投入した2台のポルシェ911 GT3 Rは総合10位と11位という結果で見事完走を果たした。
今回、ファルケン・モータースポーツは引き続き2021年のニュルブルクリンク24時間レースにも2台のポルシェ911 GT3 Rで参戦することを発表し、ドライバーラインアップも明らかになっている。
FIA-GT3車両で争われるSP9クラスでおなじみ“ファルケンカラー”のポルシェを駆るのは、1台がクラウス・バクラー/ディルク・ベルナー/ランス・デイビッド・アーノルド/トーマス・プレイニング組、そしてもう1台はクラウス・バクラー/マルティン・ラギンガー/スヴェン・ミューラー/アレッシオ・ピカリエロ組というラインアップとなった。
ファルケン・モータースポーツはニュルブルクリンク24時間に向け、5月1日に同コースで開催された『ニュルブルクリンク耐久シリーズ』第3戦で総合3位に入り、さらに5月8~9日に開催されたニュルブルクリンク24時間の予選レースでも総合6位という好成績を残している。
チームはこれらのレースで収集したデータをもとに最終調整を行い、万全な体制で2021年のニュルブルクリンク24時間に臨むとし、また、今年もオフィシャルスポンサーとしてファルケンブランドで同レースに協賛、多くのファンに感動を届けるとしている。
■ファルケン・モータースポーツ 2021ニュルブルクリンク24時間レース活動計画
TeamCarDriverファルケン・モータースポーツポルシェ911 GT3 Rクラウス・バクラーディルク・ベルナーランス・デイビッド・アーノルドトーマス・プレイニングファルケン・モータースポーツポルシェ911 GT3 Rクラウス・バクラーマルティン・ラギンガースヴェン・ミューラーアレッシオ・ピカリエロ
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