カナダの富豪でレーシングポイントF1チームの共同オーナーであるローレンス・ストロールが、イギリスの高級スーパーカーメーカー、アストンマーティンの株式約20パーセントを取得することが決まった。これによりレーシングポイントは、2021年に『アストンマーティン』に名称を変更することになった。
ストロールが率いるコンソーシアムが1億8200万ポンド(約261億円)を出資したという。ストロールは、ペニー・ヒューズに代わり、アストンマーティンのエグゼクティブチェアマンのポジションに就く。
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2019年終盤からストロールがアストンマーティンの株式取得に関心を持っているという報道はなされていた。アストンマーティンは業績不振に苦しんでおり、同社のスポークスマンは、資金調達のための選択肢を探っていることを認めていた。
ストロールがアストンマーティンの株式を取得したことで、レーシングポイントの名称は、2021年に『アストンマーティン』に変更される。アストンマーティンとレーシングポイントは5年間にわたるスポンサー契約を結んだという。
一方、アストンマーティンは、レッドブル・レーシングとのタイトルスポンサー契約を2020年末で打ち切ることも明らかになっている。
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