ロサイル・インターナショナル・サーキットでMotoGP開幕戦カタールGPのMoto3クラス決勝が行なわれた。優勝はRivacold Snipers Teamのアンドレア・ミーニョだった。
Moto3クラスの決勝は、当初イザン・ゲバラ(GASGAS Aspar Team)がポールポジションスタートの予定だったが、予選中に無責任なライディングがあったと認定。ペナルティによって最後尾スタートとなった。またLeopard Racingの鈴木竜生とデニス・フォッジアの2名も同じくペナルティを受け、最後尾スタートだ。
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このペナルティによって繰り上がりでPPスタートとなったのが、佐々木歩夢(Sterilgarda Max Racing Team)。また山中琉聖(MT Helmets - MSI)も4番グリッドへ繰り上がった。
全18周のレースがスタートすると、大きな混乱もなくPPスタートの佐々木が快走。単独で先頭を引っ張り、2番手以下に差をつける走りだった。
2番手集団の並びはアンドレア・ミーニョ、セルジオ・ガルシア(GASGAS Aspar Team)、ジャウマ・マシア(Red Bull KTM Ajo)、デニス・オンジュ(Red Bull KTM Tech 3)といったライダー達だ。
逃げを打つ佐々木は4周目には2番手以下と約1秒までギャップを拡大。その後も自己ベストを更新するペースでの走行を続け、徐々にその差を広げていった。
レース5周目、20番手周辺を走行していた鈴木がターン16で転倒。アウト側につけていたロレンソ・フェロン(Sic58 Squadra Corse)が巻き込まれる形となった。
折返しとなる9周を終えると、トップを走行する佐々木と2番手集団との差は3秒にまで拡大。すでに独走体制といった様子だ。また2番手集団内部では、鳥羽海渡(CIP Green Power)がその先頭に浮上するシーンもあったが、集団でのバトルが激しく、ポジションは安定しない状態だった。
また2番手集団を走っていたマシアが、鳥羽との接触があり9周目に転倒。戦線を離脱した。
レース後半に入ると、先頭を走る佐々木と2番手集団のギャップが一気に短縮。佐々木がハイサイドを起こした際にマシンの左サイドカウルの固定が外れてしまったことが要因となった。
大きくペースを落とした佐々木は、12周目に2番手集団に捕まり後退。先頭はミーニョに入れ替わった。なお佐々木はその後ピットに戻りリタイアでレースを終えた。
佐々木に代わって先頭に立ったミーニョは、スリップストリームを活用してくるライバルも抑え続け最終ラップに突入。後から迫るガルシアを抑えて最終コーナーを立ち上がり、最後はストレート勝負となったが、ミーニョがこれを制して今季初優勝を挙げた。2位はガルシア、3位には鳥羽が入った。山中は9位シングルフィニッシュとなった。
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