空気抵抗を抑えた超高性能グランドツアラー
デンマークの自動車メーカーであるゼンヴォ(Zonvo)は、ミドシップの新型ハイパーカー「TSR-GT」を公開した。3台のみの限定生産で、すでに完売しているという。
【画像】5.8L V8ツインターボのデンマーク産ハイパーカー【ゼンヴォのモデルを写真で見る】 全48枚
既存のTSRを大幅にアップグレードしたモデルで、TSシリーズ最後のモデルとなる。空気抵抗を抑えた設計でダイナミクスが改善され、標準のTSRよりも最高速度が向上しているとのことだ。
TSR-GTはツインスーパーチャージャー付きの5.8L V8エンジンを搭載し、フラットプレーンクランクシャフト、トランスミッション、エグゾーストマニフォールドなどを強化。ゼンヴォは、エタノール混合率の高いE85ガソリンでの走行も可能だとしている。
最高出力は標準のTSRより185psアップの1380psを発生。カーボンファイバー製の大型スポイラーと新しいエアロダイナミック・ホイールディスクにより、最高速度は325km/hから423km/h(リミッター付き)へと飛躍的に向上している。
その結果、ゼンヴォTSR-GTは、世界最速のEVであるリマック・ネヴェーラ(415km/h)を上回り、ブガッティ・シロン・スーパースポーツ300+(439km/h)に肉薄することになった。
インテリアでは、新たにレザーの内装材が採用された。従来のアルカンターラのステアリングホイール、ダッシュボード、シートはすべてレザーに変更され、高級感を演出。ノイズを低減するレザーエッジのフロアマットも装備されている。
ゼンヴォのイェンス・スヴェルドラップ会長は次のように述べている。
「ゼンヴォは新しい時代を迎えますが、その前に、TSプラットフォームのGTバージョンを作り上げました。3台のみを生産します」
「TSプラットフォームの最終モデルであるTSR-GTは、スタイリングを大幅に変更しながらも、伝統的なゼンヴォの美学を踏襲しています。4つのモデルにまたがるTSプラットフォームにふさわしい新型車です」
TSプラットフォームは、TSR(レース専用)、TS1 GT、TSR-S、そして今回のTSR-GTと、4台のハイパーカーに使用されてきた。スヴェルドラップ会長は、TSR-GTがこのプラットフォームをベースとする最後のモデルになる可能性があると語った。
デンマークにあるゼンヴォの工場では、1台1台ハンドメイドで作られている。TSR-GTの価格は明らかではないが、2021年に発売された130万ポンド(約2億1800万円)のTSR-Sより高くなると予想される。
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