ル・マンのブガッティ・サーキットでMotoGP第10戦フランスGPの予選が行なわれ、ファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)がトップタイムをマーク。母国戦でポールポジションを獲得してみせた。
MotoGPクラスの予選が始まる頃には午前中のFP3から大きく気温が上がり17℃、路面温度は23℃というコンディションとなった。
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予選組分けでは、中上貴晶(LCRホンダ)やスズキのアレックス・リンスとジョアン・ミル、ダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ)といったライダーがQ1スタートとなった。
15分のQ1が開始されると、序盤のアタックで好タイムをマークしてきたのはアレックス・マルケス(レプソル・ホンダ)だった。ミルの後ろについて最速ペースを刻み、1分32秒774でトップタイムとした。
その後遅れてアタックに入っていた中上がそれを上回る1分32秒747を記録。トップタイムとした。ただそのタイムも直後にペトルッチとフランチェスコ・バニャイヤ(プラマック)のふたりに更新されてしまい、Q2進出圏内に留まることができなかった。
セッション後半、まずタイムを縮めてきたのはペトルッチ。1分31秒952を叩き出してトップへ浮上してみせた。またQ1残り2分でミルが1分32秒418をマークし2番手に割って入った。
残り時間30秒とチェッカー直前にはバニャイヤが1分32秒054を記録。2番手が入れ替わった。最後のアタックでは中上が自己ベストを刻んでくるが……1分32秒179と僅かに届かず3番手にとどまり、Q2進出は逃した。
Q1はこれで終了。ペトルッチとバニャイヤのドゥカティ勢2台がQ2へと駒を進めることとなった。
ポールポジションを決するQ2ではいきなりクアルタラロが1分31秒679とQ1トップタイムを超える速さを示し、首位に。バニャイヤが1分31秒752で2番手に続いた。
後半に入りタイヤを交換したライダーが再びコースに出てくるが、なかなかタイムは更新されないまま、残り時間は3分を切った。
セッション残り2分半、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が1分31秒747をマークし、2番手に割って入った。
残り1分を切る頃、カル・クラッチロー(LCRホンダ)が1分31秒686を記録し、一気に2番手に浮上。その後は、ジャック・ミラー(プラマック)が1分31秒537と自己ベストを大幅に縮め、トップタイムとした。
ここでチェッカーが振られたが、各ライダーの最後のアタックはまだ継続中。そして各セクターを最速ペースで通過してきたクアルタラロが、1分31秒315を叩き出してトップの座を奪還。これを超えるタイムは記録されないまま、セッションが終了。クアルタラロが母国戦で嬉しいポールポジションを獲得した。
2番手はミラー、3番手には終盤にタイムを縮めたペトルッチが並んだ。
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