WRC世界ラリー選手権に参戦しているMスポーツ・フォードWRTのテクニカルディレクターであるクリス・ウイリアムズは、イギリスの名門ラリーチームが2018年以来、最初のチャンピオンシップ獲得を目指しているため、作業の手を緩めることはないと語った。
Mスポーツ・フォードWRTが開発し2022年シーズンのWRCに投入した新型ハイブリッド・ラリーカー『フォード・プーマ・ラリー1』は、元9連覇王者セバスチャン・ローブの手によって“ラリー1規定”車両最初のウイナーとなった。
ピエール-ルイ・ルーベがMスポーツと契約。クロアチアを皮切りに計7戦でプーマ・ラリー1に搭乗/WRC
また、チームメイトのクレイグ・ブリーンが、ライバルメーカーのセバチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1)をローブと挟むかたちで3位表彰台を獲得したため、同チームはドライバーとコドライバー選手権に加えて、マニュファクチャラー選手権でもランキングトップに立っている。
新車のデビュー戦で快進撃を見せたにもかかわらず、ウイリアムズは将来に向けて注意を向けている。
同氏は、「我々にとって疑いの余地はない。他のライバルメーカーはすぐに追いついてくるだろう」とWRC公式サイト『WRC.com』に語った。
「ここまで来るのは大変な作業だったが、いま、そしてこれからも作業は止まらない。この後のシーズンに向けてさらに前進していく。このマシンでテストすることと、ラリーに出場することは別のことなんだ」
Mスポーツ・フォードWRTは、過去にもテクニカル・レギュレーションが変更される年にブロックから解決策を迅速に見つけ出すことで成功を収めてきた。
オジエとMスポーツがダブルタイトルを獲得した2017年のフォード・フィエスタWRCはその一例で、さらに6年前の2011年には1600ccターボ時代のオープニングイベントとなったスウェーデンで、ミッコ・ヒルボネンがフォード・フィエスタRS WRCにデビューウインをもたらしている。
モンテカルロでの勝利の後、2月24~27日に開催される次戦スウェーデンに向けてすでに集中しているウイリアムズだが、早い段階での成功を振りかえったとき、彼は少しの笑みを浮かべた。
「本当に素晴らしい結果だった」と彼は述べた。
「信じられないことだった。セブ(セバスチャン・ローブ)はプーマのシートに座った瞬間からクルマを気に入り、それをイベントで証明してみせた」
「だが、彼以外のクルーやスタッフ、Mスポーツとフォードの全員が熱心に働いてくれた。とくにフォード・パフォーマンスが果たしてくれた仕事は高く評価してもしきれないほどだ。成功のために皆がとても緊密に働いているんだ」
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みんなのコメント
ハイブリッドならトヨタの独壇場だと思っていたけれど、
そうは問屋が卸さなかった。