アルファロメオ伝統の『四葉のクローバー』こと“Quadrifoglio(クアドリフォリオ)”の100周年を記念し、現行ラインアップの主力であるスポーツサルーン『Giulia(ジュリア)』と、同SUVの『Stelvio(ステルヴィオ)』に、全世界で100台の限定車“Quadrifoglio 100th Anniversario(クアドリフォリオ 100thアニヴェルサリオ)”が登場。うち計38台が日本にも導入され、9月30日より抽選予約の受付を開始している。
ブランドにとって永遠のシンボルとも言うべき『四葉のクローバー』は、第14回タルガ・フローリオに出場したレーシング仕様の『RL』に掲げられてデビューしてから、2023年でちょうど100年が経過した。
F1エンジンに通じる“特殊技術”を搭載。SUVの容姿をしたスポーツカー/マセラティ・グレカーレ・トロフェオ試乗
その記念すべき特別な年に、卓越したスポーツ性能の高さと先鋭的なイタリアンデザインで人気を集め、新生アルファを印象づける代表的モデルに成長を遂げた主力の2台に、限定モデル“クアドリフォリオ 100thアニヴェルサリオ”が導入される。
特別なモントリオールグリーンのボディにゴールドをあしらった異彩を放つカラーをまとう100thアニヴェルサリオは、フロントグリルにカーボンのVヴェゼルを採用し、ブレーキキャリパーもゴールドに仕上げ、フロントフェンダーには100周年記念特別エンブレムをあしらうなど特徴的なエクステリアに仕立てられる。
一方のインテリアでも、ブラックを基調としながらゴールドステッチを随所に施すなど、高級感のある特別な仕様に。全席にレザー/アルカンターラシートを採用し、フロントダッシュボードには100周年記念特別ロゴのゴールドステッチもあしらわれる。
そのベースとなる最高峰グレード“クアドリフォリオ”は、この6月に刷新された他のラインアップから遅れて来年上半期に刷新される予定だが、今回の限定車はこの新たなクアドリフォリオをいち早くベースに設定した特別なモデルでもある。
車体にはステランティス・グループ内でも肝入りの新開発プラットフォームとして産声を挙げた『Giorgio(ジョルジョ)』を採用し、新型クアドリフォリオでは機械式のリミテッド・スリップ・ディファレンシャルが追加され、アンダーステアを低減しトルク伝達の最適化や安定性およびコーナリングスピード向上を可能としている。
心臓部には最高出力510PS、最大トルク600Nmという異次元のパワーを発揮する総アルミニウム製2.9リッターV6ツインターボエンジンと、ZF社製8速オートマチックトランスミッションを通じて150m/sという素早いシフトチェンジも健在となっている。
抽選予約の受付は10月29日(日)までとなり、価格は『ジュリア・クアドリフォリオ 100thアニヴェルサリオ』が1408万円、同じく『ステルヴィオ・クアドリフォリオ 100thアニヴェルサリオ』が1451万円(いずれも税込)となっている。
公式サイト:https://www.alfaromeo-jp.com/models/special-series/quadrifoglio-100-anniversario
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