■正式デビュー前に24時間耐久レースを駆ける
2024年5月22日、BMWグループは同年6月1日から2日に開催される、ニュルブルクリンク24時間耐久レース(ドイツ)に、MINI(ミニ)ブランドのハイパフォーマンスモデル「John Cooper Works(ジョンクーパーワークス、以下JCW)」の新型プロトタイプが参戦することが明らかになりました。
また市販モデルのワールドプレミアは今秋になると発表しており、今回正式デビューに先駆けての登場となります。
【画像】超カッコいい! これが最強最速の新型「MINIクーパー」です(50枚以上)
JCWは、MINIブランドの中で、最上級のスポーツモデルとして存在しています。
その名称はかつて天才エンジニアとも称されたジョン・クーパーに由来し、MINIを代表するハッチバック「クーパー」の名も、彼に由来するといわれています。
ジョン・クーパーは、友人でありMINIの生みの親でもあるアレック・イシゴニスのもとを訪れ、もっとパワフルなMINIを作ることを提案。
そして当時開発途中であったMINIのプロトタイプにチューニングを施します。
コンパクトなボディ、優れたハンドリング性能にレーシングマシンとしてのポテンシャルを見いだし 、よりパワーアップしたモデルとして誕生したのがMINI「クーパー」です。
ジョン・クーパーが手掛けたMINIクーパーは数々のレースに参戦。
その結果、モンテカルロ・ラリーでは1964年から1967年の4年間で3回優勝、1000湖ラリー(現ラリー・フィンランド)においては、1965年から1967年まで3年連続総合優勝、その他1965年のRACラリー(現ラリー・グレートブリテン)や1967年のアクロポリス・ラリーで総合優勝をするなど、ラリー界を席巻する無敵の強さを誇りました。
その輝かしい歴史は、今回のプロトタイプにも反映されており、その1つとしてボディに纏ったカモフラージュは、まさに1960年代のラリーで活躍していたMINIクーパーの赤白のボディカラーからインスパイアを受けています。
さらに特徴的な37のロゴは、1964年にモンテカルロ・ラリーで優勝を果たした車両のゼッケンナンバーをリスペストしたものになっています。
この新型MINI JCWはレーシングチーム「ブルドッグ レーシング」からSP 3T(1750ccから2000ccのターボ車)カテゴリーでエントリーされ、そしてもう1台MT(マニュアルトランスミッション)車となる、ブラックの新型MINI JCWも参戦することが明らかになっています。
そんなレースのDNAを受け継ぐMINIの新型JCWは、同年秋にワールドプレミアを控えています。
現時点で詳細は公表されていないものの、既に発表されている新型MINIクーパーやMINIカントリーマンと同様に、ガソリンエンジン車とEV(電気自動車)が設定される予定だといいます。
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