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フェルスタッペン、PPをつかめず苛立ち爆発「アップデートを入れてもペース不足。決勝に向けて偽りの希望は持たない」

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フェルスタッペン、PPをつかめず苛立ち爆発「アップデートを入れてもペース不足。決勝に向けて偽りの希望は持たない」

 2024年F1ハンガリーGPの予選で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは3番手を獲得した。

 Q3最初のアタックでランド・ノリス(マクラーレン)に続く暫定2番手につけ、全車が2回目のアタックに入る終盤、アタックラップを終えたフェルスタッペンは自己ベストを更新したものの、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)に上回られて、3番手となった。セッション残り約2分のところで、角田裕毅(RB)がクラッシュし、赤旗中断に。その後、セッションが再開されたが、コンディションが悪化していたため、フェルスタッペンはコースに出ないことを選択。終盤走行した上位勢もタイムを更新することができず、フェルスタッペンの予選3番手が確定した。

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 チームは、フェルスタッペンの2回目のアタックについて「マックスは、最初のアタックラップで経験したアンダーステアを直すためにフロントウイングの調整を求めた」と述べた。

「最後のアタックのセクター1と2ではタイムを削り、ノリスのタイムにチャレンジすることを目指したが、最終セクターで、2回目のアタックへの準備ラップを走行中のノリスをパスしなければならず、マックスはタイムを失った」

■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP3 3番手(1分16秒379:ソフトタイヤ/27周)
予選 3番手(Q1=3番手1分17秒087:ソフトタイヤ/Q2=2番手1分15秒770:ソフトタイヤ/Q3=3番手1分15秒273:ソフトタイヤ)

 今日は3番手という結果に終わり、少し悔しい。僕が感情を見せたこと(予選ラップ走行後にステアリングを叩いて悔しがっていたこと)は、自分たちのパフォーマンスを気にかけ、良い結果を出すことを本当に大事にしていることの表れだ。

 今日のプラクティスでのロングランは悪くなかった。週末を通してマシンの正しいバランスを見つけ出すために取り組んできたけれど、まだやるべきことが残っているし、現実的になる必要もある。

 Q3で赤旗が出た時点で、すでに新品(ソフト)タイヤを使ってしまっていたので、(セッション再開後に)コースに出ていく意味はなかった。ラップタイム向上は望めなかったからね。

 予選ではもう少し良い結果を望んでいた。でもこのマシンからベストの力を引き出し、ペースをもう少し改善するために何ができるかを評価し、確認するつもりだ。

 今日はパフォーマンスを最適化することができなかった。明日に向けて何ができるのかを見極め、より良いレースデーを送るために、チームと協力し合って取り組んでいく。

(クラッシュした)チェコ(ペレス)にけががなくてよかった。彼はそれまで良い週末を過ごしていただけに残念だった。

 明日は気温が上がるようなので、レースがどういう展開になるか見ていこう。

(『Sky Sports』からステアリングを叩いた理由を聞かれ)十分な速さがなくて、いら立っている。しばらく前からそういう状態だ。今週末、大規模なアップグレードをマシンに施したのに、まだ十分な速さがない。

 僕がもし感情を表に出さないようであれば、それは自分のことを気にしていないことと同じだ。つまり、実際にはすごく気にしているということだ。

 ただただフラストレーションを感じている。僕はポールを獲るためにやれることをすべて試みたと思っている。このサーキットにおいても、チャンピオンシップのためにも、ポールを獲ることはとても重要だった。でも今回も僕たちはペースが足りなかった。

(アップグレードについて語り)もっとパフォーマンスが向上することを期待していたが、これが現実だ。まだ最適化していないということなのかもしれないが、僕には分からない。今後のレースで見えてくるだろう。

(予選トップ3会見で語り)ロングランは悪くなかったけれど、素晴らしかったり特別だったりということは全くなかった。ここで座って偽りの希望を広げていくよりも、現実的になった方がいいだろう。日曜に実際どうなるかを見てみるよ。

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