2023年の世界ラリー選手権(WRC)も残すところ最終戦ラリージャパンのみ。TOYOTA GAZOO Racing WRTの勝田貴元にとっては、母国戦ということとなる。
12年ぶりに復活した昨年のラリージャパンで総合3位を獲得した勝田。自身2度目の母国戦となる今年は、表彰台以上の結果を求め「自分が持っているモノを全て出しきりたい」と意気込んだ。
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今季勝田はトップチームに昇格し、3台目のGRヤリスRally 1をセバスチャン・オジェとシェア。第7戦サファリ・ラリー・ケニアではトヨタの総合1-2-3-4独占に貢献し、第9戦ラリーフィンランドでは自身4度目となる表彰台を獲得した。
今年のラリージャパンでトヨタは、オジェがワークスノミネートとして参加するため4台体制となる。勝田は4台目のGRヤリスRally 1に乗ることとなった。
「もちろん今年に関しては、最初から全開でプッシュしていくというというが僕のアプローチです」
勝田はラリージャパンに向けてそう意気込み、昨年の反省点としてデイ3での遅れを挙げた。
昨年のラリージャパンは初日からクラッシュやアクシデントが連続する波乱続きのラリーとなり、勝田はこの日に4番手へと浮上したものの、土手に乗り上げてタイムロスするシーンもあった。
「昨年の反省点として、土曜日にかなりペースダウンしてしまったという部分があります。今年は金曜日からプッシュしていくものの、土曜日にペースダウンしないように、しっかりと準備をしてから挑みたいと思っています」
そして今年のラリージャパンでの目標として、表彰台以上の結果を求めていきたいと勝田は語った。
「昨年はこのラリーで3位表彰台に登っているので、目標はもちろん表彰台……簡単ではありませんが、優勝争いにも絡んでいけるようにしたいと思っています」
「ただ、昨年のラリージャパンの週末を見てもそうですが、急にドライからウエットになることも起こりうると思います。状況に応じてすぐにアジャストし、常にトップ3~5のタイムを出していけば、最後までチャンスは残ってくると思います」
「長いラリーでもあります。ステージひとつひとつのタイムで一喜一憂せず、自分が持っているモノを全て出しきって、週末をいい形で終われるようにしたいです」
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