アルファロメオ・レーシングが、フェラーリの若手育成プログラム、フェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)のメンバーであるミック・シューマッハーとカラム・アイロットをインシーズンテストで走らせることを発表、チーム代表フレデリック・バスールが、有望な若手をC38に乗せるのが楽しみだと語った。
26日、フェラーリとアルファロメオは、2019年インシーズンテストでシューマッハーとアイロットを起用することを明らかにした。F1レギュレーションにおいて、シーズン中のテスト4日間のなかで、各チームは最低2日はグランプリ参戦2戦以下のドライバーを起用しなければならないと定められている。2019年はバーレーンGP後(4月2日、3日)とスペインGP後(5月14日、15日)にテストが開催される。
グランプリのうわさ話:ミック・シューマッハーのF1テストデビューに懸念の声
シューマッハーはバーレーンテスト初日にはフェラーリ、2日目にはアルファロメオのマシンで走る。また、アルファロメオはバルセロナテストでアイロットを1日走らせることも決めている。シューマッハーとアイロットはともに2019年はFIA-F2に参戦する。
「ミック・シューマッハーとカラム・アイロットがアルファロメオ・レーシングでルーキーテストデーの走行を行うことを発表できて喜ばしい」とチーム代表のバスールは語った。
「才能ある若者を見つけ出し、育成することは我々チームのDNAにおけるひとつの役割だ。ミックとカラムはやる気にあふれ、高い技術を持ったレーサーの代表といえる存在であり、キャリアにおいて次のステップに踏み出すチャンスを与えられるにふさわしい。彼らのような有望なドライバーと手を組むことはチームにとって素晴らしいニュースだ。一緒に働く日を楽しみにしている」
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