■“新型”ハイエース登場へ?
2025年10月29日(一般公開は10月31日)より11月9日まで、東京ビッグサイトにて「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」が開催されました。
【画像】超カッコいい! これがトヨタ“新型”「ハイエース」!?です! 画像で見る(98枚)
なかでもトヨタが、次期型「ハイエース」を示唆するコンセプトカー「ハイエース コンセプト」を世界初披露され、話題となっています。どのようなモデルなのでしょうか。
ハイエースは1967年の初代登場以来、日本国内はもちろん、アジア・中東・オセアニア・アフリカ・中南米など、世界中の商用シーンを支えてきたロングセラーモデルです。
現行の5代目(200系)は2004年から販売されており、広い荷室、高い耐久性、豊富なボディバリエーションによって、企業からアウトドアユーザーまで幅広い層に支持されています。
今回のハイエース コンセプトは、2023年に公開された「KAYOIBAKO(カヨイバコ)」の進化系とも言えるモデルです。カヨイバコは、物流や現場用途に応じて“通い箱”のように使える柔軟なモビリティとして注目を集めました。
そんなカヨイバコのコンポーネントをベースとしたハイエース コンセプトは、サイズを拡張した箱感の強いデザインが特徴。無駄を省いた直線的なフォルムにより、耐久性と実用性を重視した設計となっています。
特徴について、担当者は以下のように話します。
「今回『どういう使い方ができるかな』という視点から、現場建築やコアユーズを想定した実用性重視の提案になっています。
サイズ感について詳細は未公表ですが、定番サイズのナローボディで現行のハイエース(標準ボディ:全長4695mm×全幅1695mm×全高1980mm)同様の4ナンバー仕様となっています」
インテリアはシンプルながら拡張性が高く、楕円状の「カラビナデザイン」を採用。
その名の通り、アウトドア用品のカラビナをイメージしており、担当者は「ユーザーが好きなものを取り付けられるように」と語り、円形部分には挟めるような形状が設けられています。
床や壁面は水平・垂直を意識した設計だといい、極力広く使えるよう配慮されています。
展示車では広々とした空間を活用し、建築現場などで用いられる棚や脚立、コーンなどのアイテムが配置されていました。
パワートレインについては、「展示車はEV想定ですが、ハイブリッド、ガソリンエンジンなど、様々なパワートレインの搭載を想定しています」とのことで、今後の多様なニーズに応える柔軟な構成が検討されています。
ハイエース コンセプトについて「あくまで開発中、提案段階です」と話していましたが、実車展示はかなり具体的な使用シーンが想定されており、市販化に向けた現実的な提案といえます。
※ ※ ※
なお、今回の展示では、定番サイズのほか、ロングボディ仕様、また標準サイズの「KAYOIBAKO」、ダイハツが開発する軽自動車サイズのモデル「KAYOIBAKO-K」を含めた4種類が展開されました。
トヨタの佐藤恒治社長はプレスブリーフィングで「段ボールにいろいろなサイズがあるように、KAYOIBAKOにもいくつかのサイズがあります。XLからSサイズまで、小さな箱はダイハツがつくり、大きな箱はトヨタがつくります」と語り、「(中略)これからもトヨタは、商用車、『運ぶモビリティ』を大切に育てていきたい」と今後の展望を示していました。
ハイエース コンセプトの登場は、商用モビリティの未来に新たな選択肢をもたらしました。この先、どんな展開が待っているのか、今後の動向に期待が膨らみます。(シープロダクション)
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