世界ラリー選手権(WRC)のシーズン最終戦、ラリー・ジャパンが11月16日(木)から愛知県・岐阜県を舞台に開幕する。ホームレースを迎えるトヨタのドライバーたちは、全力の走りを見せてくれそうだ。
トヨタは今季、12戦中8戦で勝利。第11戦ラリー・チリでマニュファクチャラーズタイトル獲得を決めると、第12戦セントラル・ヨーロピアン・ラリーではヒョンデにワンツーフィニッシュを決められるも、勝田貴元が3位となり、カッレ・ロバンペラがドライバーズチャンピオンに輝いた。
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タイトル争いのプレッシャーから解放されたトヨタにとって、ラリー・ジャパンでの勝利は今季最後の目標となる。
昨年のラリー・ジャパンでは、ヒョンデのティエリー・ヌービルが勝利しているだけに、トヨタのチーム代表であるヤリ-マティ・ラトバラは勝利を目指してチームのモチベーションは高いと語っている。
実際、北海道・十勝で開催されていた時代も含め、ラリー・ジャパンで日本メーカーが勝ったのは初開催された2004年、スバルのペター・ソルベルグだけだ。
「再び、全てのタイトルを獲得した今、残された明確な目標はラリー・ジャパンで優勝することだ。これは我々にとってふたつあるホームイベントのうちのひとつだ」
そうラトバラは語った。
「昨年は貴元を地元のファンの前で表彰台に上がらせることができた。それはとても良かったが、みんなが今回、優勝を手にするモチベーションが本当に高いんだ」
「ラリーには4人のドライバーが参加するが、彼らはもうチャンピオンシップを気にする必要はない。 そのため、彼らはラリーをフルに攻め、勝利を狙うことができる」
「2戦連続のアスファルトラリーとはいえ、日本の道路はセントラル・ヨーロピアン・ラリーとは大きく異なるため、チャレンジングなイベントとなる」
「ラリー前にテストする機会がないので、適切にマシンのセットアップを変更する必要がある」
トヨタは今回もロバンペラ、エルフィン・エバンス、セバスチャン・オジェ、勝田のGRヤリス4台をエントリーさせる。
今季3勝を挙げているオジェは、この週末に結果を出すことに「責任」を感じているという。
「ラリー・ジャパンを楽しみにしている。チームとして今シーズンの主な目標はすでに達成したとはいえ、トヨタのドライバーとして、ホームの日本での優勝に挑戦する責任を感じている」と、昨年日本で4位に入賞したオジェは語った。
「それはとても特別で重要な結果になるだろう。個人的には、前回のラリー・ジャパンよりも良い結果になることを願っているし、コンディションがより楽しめるものになることを願っている」
「昨年は追い上げるチャンスが少なかったので、スタートポジションに関係なく、誰にとってももう少し安定したコンディションになってほしい。いい戦いができて、最高の形でシーズンを終えられることを願っている」
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