12月3日、ホンダ・レーシング・サンクスデー2023がモビリティリゾートもてぎで開催された。
毎年シーズンオフに恒例となっている、ホンダ陣営のレーシングドライバー/ライダーを一同に集めて行なうホンダ・レーシング・サンクスデー。ファンへの感謝を伝えるこの1日に、2023年もF1ドライバー、MotoGPライダーをはじめとした多くの選手が参加した。
■F1ドライバーとMotoGPライダーが競うのは世界でここだけ? HRTD2023で王者フェルスタッペンらレッドブル勢が”表彰台”独占
注目を集めたのは2023年もF1を圧倒的な強さで制したレッドブルのマックス・フェルスタッペン。またチームメイトのセルジオ・ペレス、アルファタウリの角田裕毅とダニエル・リカルドと、ホンダ製パワーユニットを使う2チームのF1ドライバーが勢ぞろいした。
またロードレース世界選手権MotoGPからは、ジョアン・ミル(レプソル・ホンダ)、中上貴晶(LCRホンダ)、そして今季限りでホンダを離れたマルク・マルケスも参加している。
イベントは2日にサプライズ発表されたスーパーフォーミュラで2度王者となった野尻智紀のF1マシンドライブが朝から大注目を集めた。
野尻はレッドブルのRB16Bを危なげなく走行させ、終了後には「緊張を忘れるくらい、すごく興奮した」とコメントし、SF車両との差は思ったよりも小さかったともF1マシンを評していた。
またカートコース場では国内ホンダ陣営のスーパーGT/スーパードライバー、そしてF1、MotoGP、MXGPなど世界各国から選手が集結し、チームを組んでバトルを繰り広げた。
F1チーム組が出走した回では、レッドブル組、アルファタウリ組、そしてホンダとレッドブル育成に所属し、先日F1マシンをドライブしたばかりの岩佐歩夢が1位から3位を独占。レッドブルファミリーの和気あいあいとした様子にはファンも歓声を上げた。
メインコースでは、来シーズンからスーパーGTのGT500クラスへ投入されるCIVIC TYPE R-GTも走行し、F1を戦ったレッドブルRB16BとアルファタウリAT02、今季までスーパーGTを戦ったNSX-GT、スーパーフォーミュラのSF23、インディカーのIR-18、MotoGPのRC213Vが登場した。
それらホンダが参戦するカテゴリーのマシンが一堂に介してのデモランや、スーパーフォーミュラの模擬レース、さらにはNSX-GTの”ラストレース”など、バリエーション豊かなプログラムが次々と行なわれた。
そしてイベントの最後には、ホンダを離れるマルク・マルケスが11年間の感謝を伝えるための時間が設けられた。マルケスは現状最後のサンクスデーは“特別なもの”だと表現し、「ホンダはずっと僕の心に残り続けるだろう」と語った。
イベントには総計で15,400人のファンが来場。最初から最後までプログラムたっぷりかつ、普段よりも近い距離でドライバーとライダーと触れ合えるイベントを堪能したことだろう。
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