ヴォーン・ノイン 2つのレイアウト
執筆/撮影:Hidenori Takakuwa(高桑秀典)
【画像】ヴォーン・ノイン 2種のレイアウト【見比べる】 全80枚
軽キャンからモーターホームまで扱うキャンピングカー・ディーラー、東和モータース販売では、「トヨタ・カムロード」をベースとした国産キャブコンバージョンを販売している。
そのモデル名はヴォーンで、特別グレードのヴォーン・ノインを撮影する機会に恵まれた。
ノイン(NEUN=ドイツ語の9)は、標準仕様のヴォーンに下記の9つの装備を追加した特別仕様車と考えて欲しい。
1. 家庭用エアコン
2. CTEK高効率充電システム(D250SA+SMARTPASS120)
3. サブバッテリー115A×3個
4. VOTRONICバッテリーコンピューター
5. ソーラーパネル(200W相当)
6. 130Aオルタネーター
7. リモコン式ベンチレーター
8. 電子レンジ
9. 1500Wインバーター
今回はそのヴォーン・ノインの中から、レイアウトが異なる2車種をご紹介しよう。
1つ目は「ノインR2Bレイアウト」で、車体後部に2段ベッドを常設したパッケージ。
車室の中心は、対面シート&補助シートからなるダイネット。その横にキッチンが配置されている。
ダイネットはフラットなベッド(1800×900mm)にすることができ、前席の頭上には3名が眠れるバンクベッド(1800×1850mm)を用意した。
注目の2段ベッドは、寸法が上下ともに1920×800mm。これらを合わせることで就寝定員は6名に。2段ベッドの下のスペースが大きな荷室となっているので、大家族向けのレイアウトと理解しよう。
両側が大きな窓 想像以上の開放感
2つ目は「ノインDCレイアウト」で、ボディ両側の大きな窓が目印。
車室の中心は、対面シート&カウチソファーで構成されたダイネット。左サイドのウインドウが小さい「R2Bレイアウト」よりもずっと開放的な空間で、窓を開け放てば、爽やかな風が吹き抜けるひと時を旅先で過ごせるだろう。
2段ベッドがない代わりに、車体後部がキッチンに。エントランスドアの位置も異なり、「DCレイアウト」ではドアを開くと目の前がキッチンだ。
こちらの就寝定員は、バンクベッド(1850×1800mm)と、ダイネットの幅いっぱいに使えるベッド(1930×1800mm)を合わせて、やはり6名となる。
なお、「R2Bレイアウト」「DCレイアウト」ともに、家庭用エアコンが標準装備されている。
ここで知っておきたいのが、前記の9つの装備に含まれていた「D250SA」と「SMARTPASS120」。組み合わせることで、最大140Aの電流に対応し、エアコン使用時のサブバッテリー消費を最小限に抑える。アイドリング中でも家庭用エアコンを“ほぼ使用可能”と説明されている。
また、200W相当のソーラーパネルは、太陽光を利用し自然に充電できるので、長期保管中でもサブバッテリーの状態を良好に保つという。
キャンプの装備、もう迷わない?
今回撮影したヴォーン・ノインの2車種は、いずれも車体パネル部分は、軽量なアルミ素材を採用。スチールブルーメタリック、バロックレッドメタリック、ボストンブルーメタリック、ホワイトという4色から自由に選ぶことができる。
また、室内家具には2色のコーディネートが用意されている。
2車種ともに車両本体価格は、2Lガソリン(2WD/4AT)が701万8000円、3Lディーゼル(2WD/4AT/後輪ダブルタイヤ)が785万4000円、3Lディーゼル(4WD/4AT)が792万という設定。
金額だけ見ると安価ではないが、ヴォーン・ノインは9つのアイテムがフル装備されている。
キャンピングカーを乗り継いできたベテランには納得のプライスで、ビギナーには装備選びを迷わずに済むフル・パッケージの提案が嬉しい。
東和モータース販売のスタッフによると、初めてキャンピングカーを買う層もヴォーン・ノインをチョイスしており、これまでの購入者はビギナーとベテランの割合が半々とのこと。
全長5mサイズで充実装備のヴォーン・ノインで旅に出て、日本の美しい自然や四季を満喫してみてはいかがだろうか。
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みんなのコメント
フルサイズだとシングルタイヤの限界ぎりぎりの過重。高速道路バーストはシャレになんないのでご注意を。