現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 所有歴7年! カワサキ「Z250」は私にとって、今も昔も一番安心できるモデルです

ここから本文です

所有歴7年! カワサキ「Z250」は私にとって、今も昔も一番安心できるモデルです

掲載 5
所有歴7年! カワサキ「Z250」は私にとって、今も昔も一番安心できるモデルです

■Z250を買ったきっかけは、全日本ロードレース

「膝を擦ってサーキットを走りたい!」その想いを叶えるために私(先川知香)が購入したバイク、それが2013年型カワサキ「Z250」です。

いかつい顔がかっこいい!バイク女子「小野木里奈」がカワサキ「Z400」に試乗すると…?

 きっかけは、全日本ロードレース。まったくモータースポーツに興味がないどころか、存在すら知らないレベルだった私が初めてロードレースを見た感想は、「綺麗」の一言でした。

 バイクに乗って道を曲がる方法は、公道での右左折しか知らなかった私にとって、サーキットでマシンをバンクさせて曲線を描くように曲がっていくコーナリングは、衝撃的な光景で、しかも、その美しいコーナリングを初めて見たのが日本の最高峰である全日本選手権だったのです。

 走っているすべてのライダーが一列に並び、順番にコーナーの同じ場所でマシンを倒し、同じ場所で起き上がって走り抜けて行く1つ1つの動きがシンクロナイズドスイミングのように揃っていて、その美しさは感動するレベルでした。

「私もあの列に入りたい」

 その美しいコーナリングの列を作るライダーのレベルの高さや、ロードレースという競技をまったくわかっていない当時の私は、本気でそう思ってしまったのです。

 サーキットで膝を擦って走るためには、いったい何が必要なのか。無知な私が出した答えが、「MTのバイク」でした。

 では、なぜZ250を選んだのか。それは、その時サーキットで見たライムグリーンのマシンが印象的だったから。

 とはいえ当時の私はクルマを持っておらず、高速道路に乗って遠出ができる移動手段としてビッグスクーターに乗っていたので、バイクを買い換えたとしても走るのは一般道がメインです。

 そのためフルカウルのスポーツバイクであるカワサキ「Ninja」シリーズは、「なんだか上級者っぽくて、取り回しもおぼつかない私が乗るには少し恥ずかしい」という印象でした。

 サーキットも走れて、本気すぎないモデル。それが、私にとってZ250だったのです。

 そこから2013年型、2014年型とZ250を7年間乗り継ぎ、自分自身のライディングが上達すればするほど、Zを購入するきっかけとなった「あの列」には入れないことを思い知らされるのですが、今では私が一番安心して乗ることができるモデルとなっています。

■新型カワサキ「Z250」は更にスムーズでパワフル

 そんな私がZ250(2019年モデル)に試乗した感想は、やはり「安心できる1台」でした。

 他メーカーの250ccモデルに比べ、少し太めのどっしりとした燃料タンクが、ニーグリップをする太ももにピッタリとフィットし、大型バイクのような安定感を感じさせてくれます。

 そして、旧型より少しだけ視点が高くなった気はするものの、フルカウルモデルに比べると上半身のポジションも緩やかで、無理なく自然な姿勢でライディングすることができました。

 歴代の愛車たちとの大きな違いは、EVのようなスムーズで力強い走りだしの加速感で、その加速の良さは本当に250ccなのかと疑ってしまうほどです。低速でエンストさせてしまいそうな、エンジンパワーの弱々しさは一切感じません。

 さらに、イグニッションをオンにした時の未来感あるメーター周りの演出が、少年漫画のロボットを起動させた時のようで、重度の中二病を患う私にはテンションの上がるポイントです。

 ただひとつ、私にとってストリートファイターモデルのデザインで重要な要素である、アンダーカウルが無くなっていることが気になりましたが、調べてみるとロアカウリングという名前で別売りになっていました。

 これまでの取り回しの良さと安定感はそのままに、走りだしがさらにスムーズになった無敵の1台。私にとってZ250は、新型になっても初心者から上級者まで、レベルに合わせた楽しみ方ができるオールマイティなモデルです。

こんな記事も読まれています

テインの車高調「フレックスZ」がホンダ・フィットなど5車種の適合を追加
テインの車高調「フレックスZ」がホンダ・フィットなど5車種の適合を追加
レスポンス
【カワサキ】今年も8耐と併催!「2024 Ninja Team Green Cup 第3戦 鈴鹿サーキット」のエントリーが6/6よりスタート
【カワサキ】今年も8耐と併催!「2024 Ninja Team Green Cup 第3戦 鈴鹿サーキット」のエントリーが6/6よりスタート
バイクブロス
全長5m級! ホンダの「最上級セダン」登場! “流麗デザイン”×めちゃ「上質インテリア」採用! 「新型アコード」どんな人が買ってる?
全長5m級! ホンダの「最上級セダン」登場! “流麗デザイン”×めちゃ「上質インテリア」採用! 「新型アコード」どんな人が買ってる?
くるまのニュース
ボルボ 次世代EV「EX60」にメガキャスティング導入か 生産効率アップ、CO2削減&軽量化も実現
ボルボ 次世代EV「EX60」にメガキャスティング導入か 生産効率アップ、CO2削減&軽量化も実現
AUTOCAR JAPAN
マツダ初の乗用車「R360クーペ」は軽自動車初のAT搭載! 360ccなのに大きなナンバープレートを装着している理由とは
マツダ初の乗用車「R360クーペ」は軽自動車初のAT搭載! 360ccなのに大きなナンバープレートを装着している理由とは
Auto Messe Web
GW期間のJAFロードサービス受付、前年比減少
GW期間のJAFロードサービス受付、前年比減少
レスポンス
DSブランドのCセグメントモデルのDS4に特別仕様車「DS4 RIVOLI BlueHDi Coquelicot Edition」を設定
DSブランドのCセグメントモデルのDS4に特別仕様車「DS4 RIVOLI BlueHDi Coquelicot Edition」を設定
カー・アンド・ドライバー
アルプスアルパイン、経営構造改革へ 3000人超の人員削減 不採算事業も撤退
アルプスアルパイン、経営構造改革へ 3000人超の人員削減 不採算事業も撤退
日刊自動車新聞
家の駐車場からの「はみ出し」は違反なの? 「タイヤ1個は?」 どれだけ道路に出るとアウト!? 道交法の答えは
家の駐車場からの「はみ出し」は違反なの? 「タイヤ1個は?」 どれだけ道路に出るとアウト!? 道交法の答えは
くるまのニュース
マセラティの新世代4シーターオープンカー「グランカブリオ トロフェオ」の日本における受注がスタート
マセラティの新世代4シーターオープンカー「グランカブリオ トロフェオ」の日本における受注がスタート
カー・アンド・ドライバー
BEVでも「駆けぬける歓び」を実現したi5を展示! 最新コンパクトSUVの「X2」には試乗も可能です! BMW出展情報【ル・ボラン カーズ・ミート2024 横浜】
BEVでも「駆けぬける歓び」を実現したi5を展示! 最新コンパクトSUVの「X2」には試乗も可能です! BMW出展情報【ル・ボラン カーズ・ミート2024 横浜】
LE VOLANT CARSMEET WEB
ポルシェ、WECスパでのカスタマー勝利を称賛「ポルシェ963プログラムの証明になった」
ポルシェ、WECスパでのカスタマー勝利を称賛「ポルシェ963プログラムの証明になった」
motorsport.com 日本版
スズキ「新型軽バン」実車展示! オシャな「デニムブルー」×精悍ライトがカッコイイ! 快速ターボ搭載の「新型エブリイ」登場
スズキ「新型軽バン」実車展示! オシャな「デニムブルー」×精悍ライトがカッコイイ! 快速ターボ搭載の「新型エブリイ」登場
くるまのニュース
人気の中型ロードモデルがさらにハイパフォーマンス化!ホンダ「CBR500R」「CB500F」2024年モデルが北米市場に登場
人気の中型ロードモデルがさらにハイパフォーマンス化!ホンダ「CBR500R」「CB500F」2024年モデルが北米市場に登場
バイクのニュース
メルセデスベンツ『GLC』と『Cクラス』、最新「MBUX」搭載…欧州仕様
メルセデスベンツ『GLC』と『Cクラス』、最新「MBUX」搭載…欧州仕様
レスポンス
日産ノートオーラってどんなクルマ? 詳しく解説!
日産ノートオーラってどんなクルマ? 詳しく解説!
WEB CARTOP
メルセデス・ベンツGクラスの市販EVモデル「G580 with EQテクノロジー」が初公開
メルセデス・ベンツGクラスの市販EVモデル「G580 with EQテクノロジー」が初公開
カー・アンド・ドライバー
スズキ、2025年3月期決算は売上高と各利益が過去最高の見通し
スズキ、2025年3月期決算は売上高と各利益が過去最高の見通し
日刊自動車新聞

みんなのコメント

5件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村