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2024年F1第9戦カナダGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)

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2024年F1第9戦カナダGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)

 2024年F1第9戦カナダGPの決勝レースで優勝~5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝~5位のドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ランド・ノリス(マクラーレン)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)だ。

■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=5位(70周/70周)
4番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→インターミディエイト→ミディアム
 5位だ。僕にとっては望んでいた結果とはかけ離れている。それでもチームとして大量のポイントを稼ぎ、コンストラクターズ選手権において状況がさらに良くなった。

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 最終スティントでメルセデスがフレッシュタイヤを履いた時、予想していた以上に速いペースを発揮した。でも今日のレースは大混乱になる可能性があることは分かっていたのだし、自分たちの結果に満足してもいいだろう。

 次のトリプルヘッダーに向けて全力で取り組むよ。何ができるか確認するのが楽しみだ。

■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
決勝=4位(70周/70周)
7番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→インターミディエイト→ミディアム→ハード
ファステストラップ 1分14秒856(70周目)
 今日はチームとしてたくさんのポイントを稼ぐことができた。今週末はトップに一歩近づいたように感じるので、とても励みになるよ。

 最近のアップデートを導入するために懸命に取り組んでくれたブラックリーとブリックスワースのファクトリーの皆に、心から感謝する。

 僕たちは正しい方向に進んでいる。この進歩を続けるために、努力を重ねていくつもりだ。

 僕自身の話をすると、ベストな週末ではなかった。もっと上のポジションを争えるペースがあったのに、最終的に4位に終わった。

 もっと強くなるために自分が何をすべきかを考える。全体的にミスが多すぎたからね。でも今回のマシンのパフォーマンスはポジティブな要素だと言えるよ。

(レース後にメディアに対して語り)この週末を通して、僕のパフォーマンスはひどかった。昨日(の予選で7番手に終わったこと)は、何か他の要素もあったにしても、大部分は僕自身が原因だ。今日は、たくさんのミスをして、僕にとってワーストレースのひとつだった。

 もちろん、予選でもっと上位を獲得していれば、(決勝も)はるかに上の順位でフィニッシュしていたはずなんだ。でもこれが現実だ。また、一から出直すよ。

■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
決勝=3位(70周/70周)
1番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→インターミディエイト→ハード→ミディアム
 今日は自分にがっかりしている。あまりにも多くのミスを犯し、それにより後退し、優勝のチャンスを失ったんだ。でも、限界までプッシュしていたのは確かだ。それに、3位でがっかりしていると言えるのは良いことだよ。

 この数戦、小さな前進を積み重ねてきて、カナダでポールポジションと表彰台をつかむことができたのは、本当に励みになる。

 僕たちのマシンは、今週末を通して、コース上で最速のひとつだった。つまり進歩したのは間違いない。だから今回、ポジティブな要素をたくさん見つけることができたといえるだろう。

 今日のコンディションは本当に難しかった。タイヤをラインから1ミリでも外すと、大変なことになるんだ。ついてないことに、僕のミスの影響は大きくて、他のマシンにポジションを奪われた。他のドライバーたちもミスをしていたけれど、それほど大きな代償を払わずに済んでいる。ただ、僕たちはペースが良かったから、挽回して表彰台のポジションまで戻ることができた。

 これからも努力し続け、マシンの開発を進めていく。次のバルセロナが楽しみだ。

(レース後にメディアに対して語り)オスカーをオーバーテイクしようとしている時にミスをした。それによってルイスに抜かれたことで、2位かそれ以上を失ったと思う。あれがなければレース終盤にはマックスと戦うことができたかもしれないんだ。

■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=2位(70周/70周)
3番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→インターミディエイト→ミディアム
 波乱万丈なレースだったね! 正直言って、今日は最初から最後まで自分は良いレースをしたと感じているんだ。ドライバーにとってストレスが溜まるコンディションだったが、同時に楽しくもあった。最初の2回のスティントは強力だったけれど、セーフティカーに関して僕たちは少しついてなかったね。

 マックス・フェルスタッペンのレースは素晴らしかった。ミスもしなかったしね。2位に入れてうれしいよ。楽しいレースだったし、チームのために大量にポイントを稼ぐことができた。

 週末を通してマシンは好調だった。マクラーレンの全員に感謝したい。これほどの接戦に加わり、また表彰台に立つことができてうれしい。再び表彰台の最上段に立つために、戦い続けるよ。

(『Sky Sports F1』に対して、1回目のセーフティカー出動の際にすぐにピットインしなかったことについて語り)決断するだけの時間が十分になかった。とはいえ、現実的には、事前に決断を用意しておくべきだったのに、そうしなかったんだ。

(トップ3記者会見で語り)今日のレースは勝てたはずだったのに、勝てなかった。だから悔しい。僕たちは良い仕事をしなかった。ピットインすべきだった時に、そうするための良い仕事をしなかった。ピットインして、セーフティカーの後ろに引っ掛からないようにするための良い仕事を、チームとしてやることができなかった。だから、これは運が良かったとか運が悪かったとかいう問題ではないと思う。

 単純に判断が間違っていた。それは僕とチームの責任だ。これについては後で話し合うつもりだよ。

 ピットインするのに十分な時間があった。なのにピットインしなかったんだ。だからこれはチーム全体のミスだ。僕たちは良い仕事をしなかった。

■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=1位(70周/70周)
2番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→インターミディエイト→ミディアム
 実りある勝利だった。こういうレースは自分に何が起こるか分からないから、とても楽しい。今日はレースをエンジョイした。

 天候がとても悪かったため、ミスを犯しやすい状況だった。レーシングラインから少しでも外れると、コースオフして、ウォールにぶつかる可能性があったから、集中する必要があったんだ。

 チームはすべてに関して適切なタイミングで適切な判断を下し、冷静に対処してくれた。

 同じようなコンディションになった過去数戦で、僕たちはいつも良い成績を収めてきた。だから今日も自信をもって臨むことができたんだ。

 セーフティカーは僕たちにとってはとてもラッキーだった。時には有利に働くこともあれば、不利になることもある。それがレースというものだ。

 最後にスリックタイヤを履いて走ると、マシンのペースはとても良くて、最後までペースを維持することができた。

 タフな週末だったけれど、60回目の勝利を無事に手にすることができて、本当に誇らしい。

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