現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > BMW アルピナB3 ツーリング 登場! 462psを誇るステーションワゴンの魅力に迫る【フランクフルトショー2019】

ここから本文です

BMW アルピナB3 ツーリング 登場! 462psを誇るステーションワゴンの魅力に迫る【フランクフルトショー2019】

掲載 更新
BMW アルピナB3 ツーリング 登場! 462psを誇るステーションワゴンの魅力に迫る【フランクフルトショー2019】

BMW ALPINA B3 Touring ALLRAD

BMW アルピナ B3 ツーリング

BMW アルピナB3 ツーリング 登場! 462psを誇るステーションワゴンの魅力に迫る【フランクフルトショー2019】

事実上、3シリーズ最強のツーリング!

今年のフランクフルト・ショーで、コンパクトなブースでありながらも世界中から訪れたメディアに注目を集める存在だったのが、アルピナだった。アルピナは、このフランクフルト・ショーで、G21型BMW 3シリーズ・ツーリング(ワゴン)をベースとしたニューモデル「B3 Touring ALLRAD」をワールドプレミア。ベースとなるG21型ツーリングそのものが、このフランクフルトで実質的には広く初公開された舞台であったことを考えれば、それはBMWとアルピナ友好的な関係を象徴するニューモデルともいえる。

アルピナ・グリーンのボディカラーを採用したB3 Touring ALLRADのスタイリングは、これまでのアルピナ車と同様に、スタンダードで19インチのアルピナ・ダイナミック、オプションでは20インチのアルピナ・クラシックが設定されるというホイールを除けば、一見したところではベースモデルから大きな変化はないようにも見える。だが実際にそのディテールを観察してみると、大型化されたエアインテークを備えるフロントバンパーやリアのデュフューザーなど、独自のデザインとともに確実な機能性を持つオリジナルのエクステリアデザインが採用されていることが分かる。そのナチュラルなフィッティングもまた、アルピナ ファンの心を魅了するところだ。

アルピナのセンスが際立つインテリア

インテリアも同様に、これまでの伝統を崩さないフィニッシュとなっている。メーターパネルはアルピナのオリジナルデザインとされ、ほかにもレザー製のステアリングホイールやプロダクションプレート、ドアシルプレートなどが独自のものとされていたが、インテリアに使用されるレザーやウッド素材などがカスタマーの好みによって選択できるのは、これもまたアルピナの伝統。カスタマーはそれをオーダーする段階から、アルピナ車を所有する楽しみを味わうことができる。

462ps&700Nmを誇る直列6気筒ツインターボを搭載

注目のパワーユニットは、462psの最高出力と700Nmの最大トルクを発揮する、3リッター直列6気筒ツインターボ。これは、もちろん最新世代のBMW製S58型エンジンがベースとなるもので、これもアルピナ車の伝統的な装備ともなった、スイッチトロニック付きの8速AT(ZF製)が組み合わされることになる。この強力なパワーを受け止めるサスペンションもまた、アルピナのチューニングによるスポーツサスペンションを装備。デファレンシャルには電子制御LSDが搭載されるほか、フロントには395mm径、リアには345mm径のディスクを備える強化型ブレーキを備えるなど、走りへの装備はまさに万全といったところだ。駆動方式を4WDとしていることも、このモデルの大きなアドバンテージとなるだろう(ALLRADとはAWD=4WDを示す)。

B3 Touring ALLRADの日本仕様に関しては、フランクフルト・ショーの段階ではまだ正式な発表はなかったが、それは東京モーターショーでの楽しみといったところだろうか。いずれにしても日本への正規輸入が実現することはまず間違いないところ。ハイパフォーマンス・ワゴンの選択肢に、また魅力的なモデルが1台増えることになった。

REPORT/山崎元裕(Motohiro YAMAZAKI)

【SPECIFICATIONS】

BMW アルピナ B3 ツーリング

ボディサイズ:全長4719×全幅2068(ミラー含む)×全高1438mm

ホイールベース:2851mm

トレッド:前1577 後1572mm

車両重量:1865kg

エンジン:直列6気筒DOHCツインターボ

総排気量:2993cc

ボア×ストローク:90.0×84.0mm

圧縮比:9.3

最高出力:340kW(462ps)/5000~7000rpm

最大トルク:700Nm/3000~4250rpm

トランスミッション:8速AT(ZF 8HP76)

駆動方式:AWD

サスペンション形式:前ダブルジョイント・スプリング・ストラット 後5リンク

ブレーキ:前後ベンチレーテッドディスク

ディスク径:前395 後345mm

タイヤサイズ(リム幅):前255/35ZR19(8.5J) 後265/35ZR19(9.5J)

/オプション:前255/30ZR20(8.5J) 後265/30ZR20(9.5J)

車両本体価格:未定

【問い合わせ】

ALPINA CALL

TEL 0120-866-250

こんな記事も読まれています

なんで!? バカ売れ[ヤリスクロス]も樹脂パーツだらけ!! 最近の新車に多いワケ
なんで!? バカ売れ[ヤリスクロス]も樹脂パーツだらけ!! 最近の新車に多いワケ
ベストカーWeb
井戸田潤、メルセデス・ベンツ絶版「Gクラス 320」ショートボディに一目惚れで購入決断!?
井戸田潤、メルセデス・ベンツ絶版「Gクラス 320」ショートボディに一目惚れで購入決断!?
グーネット
履き替えた古いタイヤってどこいくの!?!? 廃タイヤの99%がキチンとリサイクルされている衝撃!! じつは超絶エコだった
履き替えた古いタイヤってどこいくの!?!? 廃タイヤの99%がキチンとリサイクルされている衝撃!! じつは超絶エコだった
ベストカーWeb
総額100万円以下で買える!コスパ+アルファの中古ミニバン5選
総額100万円以下で買える!コスパ+アルファの中古ミニバン5選
グーネット
ショウエイヘルメット、アレックス&マルク・マルケスと2026年まで2年間の契約更新/MotoGP
ショウエイヘルメット、アレックス&マルク・マルケスと2026年まで2年間の契約更新/MotoGP
AUTOSPORT web
ディーラーOPチラシで見る“名車・迷車の魅力”『TOYOTA スプリンター(80系)』
ディーラーOPチラシで見る“名車・迷車の魅力”『TOYOTA スプリンター(80系)』
グーネット
角田裕毅、スプリント予選では痛恨の大スピン。SQ2敗退にも影響「これは僕の責任。受け止めて前に進む」
角田裕毅、スプリント予選では痛恨の大スピン。SQ2敗退にも影響「これは僕の責任。受け止めて前に進む」
motorsport.com 日本版
骨折でル・マンを欠場したコンウェイ、サンパウロでの復帰は未確定。WEC第5戦のエントリーリスト発表
骨折でル・マンを欠場したコンウェイ、サンパウロでの復帰は未確定。WEC第5戦のエントリーリスト発表
AUTOSPORT web
フェルスタッペン、レッドブルの地元で最速! マクラーレン勢が続く。角田裕毅14番手|F1オーストリアGPスプリント予選
フェルスタッペン、レッドブルの地元で最速! マクラーレン勢が続く。角田裕毅14番手|F1オーストリアGPスプリント予選
motorsport.com 日本版
最速はヒョンデのタナク。トヨタは6-7-8番手でスロースタートに/WRCポーランド シェイクダウン
最速はヒョンデのタナク。トヨタは6-7-8番手でスロースタートに/WRCポーランド シェイクダウン
AUTOSPORT web
F1オーストリアGPスプリント予選速報|フェルスタッペンがSQ1~3全てでトップタイムの完全制圧。角田裕毅SQ2敗退14番手
F1オーストリアGPスプリント予選速報|フェルスタッペンがSQ1~3全てでトップタイムの完全制圧。角田裕毅SQ2敗退14番手
motorsport.com 日本版
【MotoGP】プラマック、2024年限りでドゥカティ陣営離脱! 2025年以降はヤマハのサテライトチーム化を発表
【MotoGP】プラマック、2024年限りでドゥカティ陣営離脱! 2025年以降はヤマハのサテライトチーム化を発表
motorsport.com 日本版
[新型マツダ6]は直6ガソリン!? ロータリーエンジンの電動モデルも!? セダン・ワゴン改革が期待大すぎ
[新型マツダ6]は直6ガソリン!? ロータリーエンジンの電動モデルも!? セダン・ワゴン改革が期待大すぎ
ベストカーWeb
マセラティのV6「ネットゥーノ」搭載3車種をイッキ乗り!「MC20」「グラントゥーリズモ」「グレカーレ」の走りの違いは?
マセラティのV6「ネットゥーノ」搭載3車種をイッキ乗り!「MC20」「グラントゥーリズモ」「グレカーレ」の走りの違いは?
Auto Messe Web
ホンダ、新型フリードを6月28日に発売。e:HEV搭載ハイブリッドと1.5Lガソリンで250万円から
ホンダ、新型フリードを6月28日に発売。e:HEV搭載ハイブリッドと1.5Lガソリンで250万円から
AUTOSPORT web
ファッショナブルかつエレガントなメルセデス・ベンツCクラスの新しい4名乗りオープンカー「CLEカブリオレ」が日本デビュー
ファッショナブルかつエレガントなメルセデス・ベンツCクラスの新しい4名乗りオープンカー「CLEカブリオレ」が日本デビュー
カー・アンド・ドライバー
MotoGPオランダ|バニャイヤ絶好調! コースレコード更新でプラクティストップタイム。ビニャーレス2番手で追う
MotoGPオランダ|バニャイヤ絶好調! コースレコード更新でプラクティストップタイム。ビニャーレス2番手で追う
motorsport.com 日本版
ディフェンダーがピックアップトラックに!?ワイルド感あふれるモデルの正体は…?
ディフェンダーがピックアップトラックに!?ワイルド感あふれるモデルの正体は…?
グーネット

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1229.01258.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

198.01380.0万円

中古車を検索
B3の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1229.01258.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

198.01380.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村