現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > トヨタ新型「bB」登場!? 斬新デザインで「復活」? 箱型「ワル系」コンパクトワゴンどうなるのか

ここから本文です

トヨタ新型「bB」登場!? 斬新デザインで「復活」? 箱型「ワル系」コンパクトワゴンどうなるのか

掲載 14
トヨタ新型「bB」登場!? 斬新デザインで「復活」? 箱型「ワル系」コンパクトワゴンどうなるのか

■さまざまな顔を持つ「カヨイバコ」の“市販化”は意外とすぐ!?

 トヨタは2023年10月、第1回「ジャパンモビリティショー2023(JMS2023)」に出展したコンセプトカー「KAYOIBAKO(カヨイバコ)」の多彩な使い方のひとつとして、ローダウンカスタムモデル「bB プラス コンセプト」を提案しています。
 
 2000年代初頭に人気を博したコンパクトハイトワゴンの名を受け継ぐものとして大きく注目されましたが、はたして次期「bB」はいつ復活するのでしょうか。

【画像】めちゃカッコいい! トヨタ「新型bB!?」を画像で見る(30枚以上)

 JMS2023に出展されたコンセプトカーのカヨイバコは、ビジネス用途からプライベートまで多用途に使えるバッテリーEV(BEV:電気自動車)の提案モデルです。

 ボディサイズは全長3990mm×全幅1790mm×全高1855mm、ホイールベース2800mmと非常にコンパクト。

 薄型のバッテリーを床下に積むことを想定しているといいます。

 さらに小さなサイズで済むBEVパワートレインの特性を生かし、ドライバーの乗車スペースを極限まで前方に配したことで、室内長3127mmを確保しているのも特徴です(運転席側は2141mm)。

 これは全長4.7mのワンボックス型商用バン「ハイエース」並みの広さだといい、空間効率の良さがわかります。

 トヨタは「“好きなときに・好きな場所で・好きなことができる”モビリティの未来を実現するコンセプトモデル」と説明し、貨物輸送にとどまらないさまざまな使い方についても複数の提案をしています。

 JMS2023会場でも、都市での小口配送をイメージした商用モデルに加え、アウトドアレジャーに用いることをイメージした個人向けモデルの2台が並んで展示されています。

 さらにプレゼンテーションの資料にはほかにも「車中泊」仕様や「移動商店」仕様、車椅子のまま乗り込める仕様、ロボットが積載を行う無人の工場内ではたらく仕様など、さまざまなカヨイバコの姿が提案されていました。

 そんななかでひときわ目をひいたのが、夜の都会に置かれた“ワル”っぽい仕様の黒いカヨイバコでした。

■ひときわ目立つ“ワル”っぽい「bB」仕様

 黒いカヨイバコは、フロント中央部に「bB+ CONCEPT」の文字が点灯しています。

 ローダウンとワイドタイヤ、大径ホイールを組み合わせ、メッシュのホイールのすき間からは赤いブレーキキャリパーが見えるなど、細部までカスタムの手が入っていました。

 bB プラス コンセプトの“bB”とは、前述の通りかつて販売されていたモデルの車名。

 当時のコンパクトカー「ヴィッツ」のパワートレインやプラットフォームをベースに、プレーンな箱型ボディを組み合わせた個性的なモデルとして、2000年から2016年まで2世代にわたり販売されていました。

 またbBは若いユーザーを主なターゲットに見据え、エアロパーツを装着し迫力を増したカスタムグレードをメインに訴求していたのも特徴で、そんな当時の雰囲気をカヨイバコで現代風に再現していることがわかります。

※ ※ ※

 トヨタは、カヨイバコを市販化するかどうかについては明言していません。

 ただJMS2023会場の担当者は、「コンセプトカーはあくまでもカヨイバコの基本形であり、ロング仕様やハイルーフ仕様といったラインナップ展開も想定した設計としている」といった主旨の説明をしており、単なるショー向けモデルではない“本気度”を感じさせます。

 近い将来、ハイエースに代わる商用バンやワゴンモデルとして、カヨイバコが市販化される可能性は非常に高いとみられます。

 したがって、コンセプト提案のひとつにあった“bB”の復活もそう遠くないのかもしれません。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

スズキ「Vストローム800」「Vストローム800DE」【いま新車で買える! 冒険バイク図鑑】
スズキ「Vストローム800」「Vストローム800DE」【いま新車で買える! 冒険バイク図鑑】
webオートバイ
「オフロードのニュルブルクリンク」も難なくクリア! ジープ・ラングラー アンリミテッド ルビコン10周年特別仕様車の走破性に驚愕!【10年前の再録記事プレイバック】 
「オフロードのニュルブルクリンク」も難なくクリア! ジープ・ラングラー アンリミテッド ルビコン10周年特別仕様車の走破性に驚愕!【10年前の再録記事プレイバック】 
ベストカーWeb
若者と次世代モビリティを語れ!! 実録[東京モビリティ会議2024 withベストカー]
若者と次世代モビリティを語れ!! 実録[東京モビリティ会議2024 withベストカー]
ベストカーWeb
中古感ゼロ!! なんと100万円台で買える[王道ミドルサイズミニバン]先代モデル3選
中古感ゼロ!! なんと100万円台で買える[王道ミドルサイズミニバン]先代モデル3選
ベストカーWeb
シビックタイプRのエンジンをフォーミュラカーに移植したってさ 鈴鹿サーキットでテストしたマシンの正体
シビックタイプRのエンジンをフォーミュラカーに移植したってさ 鈴鹿サーキットでテストしたマシンの正体
ベストカーWeb
悔しいトラブルでトップから脱落……速さはあるSPOON リジカラ CIVIC!! スーパー耐久第6戦はどうなった!?
悔しいトラブルでトップから脱落……速さはあるSPOON リジカラ CIVIC!! スーパー耐久第6戦はどうなった!?
ベストカーWeb
ポールから完勝の太田「記録に残らず歯がゆい気持ちがあった」。坪井「油断したら何かが起きる」【第8戦決勝会見】
ポールから完勝の太田「記録に残らず歯がゆい気持ちがあった」。坪井「油断したら何かが起きる」【第8戦決勝会見】
AUTOSPORT web
衝撃の300万円で登場? ちょうどいいEV=[ヒョンデ インスター]は今度こそ日本車キラーになれるのか!?
衝撃の300万円で登場? ちょうどいいEV=[ヒョンデ インスター]は今度こそ日本車キラーになれるのか!?
ベストカーWeb
好調の金曜から一転、想定外の『1.3秒』とペースに苦戦。山本尚貴、ラスト1戦は「諦めないベストの走りをしたい」
好調の金曜から一転、想定外の『1.3秒』とペースに苦戦。山本尚貴、ラスト1戦は「諦めないベストの走りをしたい」
AUTOSPORT web
Jujuと可夢偉が2度の本気バトル。接触スレスレでレース後も白熱「“激”幅寄せをされた」「ちょっとどうなの?」
Jujuと可夢偉が2度の本気バトル。接触スレスレでレース後も白熱「“激”幅寄せをされた」「ちょっとどうなの?」
AUTOSPORT web
ポルシェ・タイカン 詳細データテスト 952psへ強化 進化したバッテリー 快適なアクティブサス
ポルシェ・タイカン 詳細データテスト 952psへ強化 進化したバッテリー 快適なアクティブサス
AUTOCAR JAPAN
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第16戦鈴鹿は野中誠太が僅差で荒尾創大を下し今季4勝目
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第16戦鈴鹿は野中誠太が僅差で荒尾創大を下し今季4勝目
AUTOSPORT web
20歳女子がスズキ「キャリィ」でデイラリー初参加! コ・ドライバーの父親と一緒に、奈落の底の絶望から奥の深いラリーを楽しみました
20歳女子がスズキ「キャリィ」でデイラリー初参加! コ・ドライバーの父親と一緒に、奈落の底の絶望から奥の深いラリーを楽しみました
Auto Messe Web
運命を分けた赤旗後の3分間とタイトル脱落。食い違う野尻智紀と太田格之進、決勝では異次元の速さ
運命を分けた赤旗後の3分間とタイトル脱落。食い違う野尻智紀と太田格之進、決勝では異次元の速さ
AUTOSPORT web
最新 BMW M5へ試乗 2024年へ再解釈されたスーパーサルーン! 727psのプラグインHV
最新 BMW M5へ試乗 2024年へ再解釈されたスーパーサルーン! 727psのプラグインHV
AUTOCAR JAPAN
波乱のレースでライバル圧倒、太田格之進が今季初優勝。王者争いは坪井翔と牧野任祐の一騎打ちに【第8戦決勝レポート】
波乱のレースでライバル圧倒、太田格之進が今季初優勝。王者争いは坪井翔と牧野任祐の一騎打ちに【第8戦決勝レポート】
AUTOSPORT web
2024年版 世界最高峰のハイパーカー 「速さ」の限界に挑む "夢" の超高性能車 10選
2024年版 世界最高峰のハイパーカー 「速さ」の限界に挑む "夢" の超高性能車 10選
AUTOCAR JAPAN
腐っていたフィアット「500L」をターボ化とボアアップでフルカスタム! 底突きするサスペンションを室内にセットした理由とは
腐っていたフィアット「500L」をターボ化とボアアップでフルカスタム! 底突きするサスペンションを室内にセットした理由とは
Auto Messe Web

みんなのコメント

14件
  • lan********
    世の中には一定数社会の害悪となる輩がいるのは仕方ないとしても、わざわざワルとか強いとかをターゲットにした販売戦略を取らなくてもよくない?

    販売台数欲しさに片棒担ぐ必要ないじゃん。
    売れさえすればどんな奴らが買おうがOKって姿勢なんだよね。
  • ********
    数ヶ月経ってほとぼりが覚めた頃合いを見計らってか、単純にしばらく忘れてた過去記事をたまたま発掘して再利用したのか、どっちにしても、クソ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

160.5193.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

2.8128.0万円

中古車を検索
bBの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

160.5193.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

2.8128.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村