最初に思ったのはボディサイズ
編集部ではこれまでヒョンデ・アイオニック5を軸とした、ヒョンデに関わる様々な話題をレポートする連載として、『ヒョンデ・アイオニック5長期レポート』をお届けしてきた。しかしアイオニック5がマイナーチェンジに伴い退役となり、同じヒョンデのコナにスイッチすることに。というわけで今回から『ヒョンデ・コナ長期レポート』をスタートする。
【画像】レポート車として導入した『ヒョンデ・コナ・ラウンジ2トーン』 全19枚
アイオニック5からコナに変更となることが決まり、最初に思ったのはボディサイズだった。実はレポート担当の自宅周囲は道が狭いため、全長4655×全幅1890×全高1645mmのアイオニック5は若干サイズが大きいと感じていたのだ。しかしコナは全長4355×全幅1825×全高1590mmとひと回り小さく、これは使いやすそうと思った次第。ちなみにアイオニック5はホイールベースが3000mmある代わりにオーバーハングが短いので、取り回しは意外と楽であったことは書いておきたい。
編集部にやってきたコナは、ボディルーフがブラックとなる『ラウンジ2トーン』だ。ちなみに現在コナのラインナップは以下のようになる。もちろん全てBEVだ。
●カジュアル(バッテリー容量48.8kWh):価格399万3000円
●ボヤージ(バッテリー容量64.8kWh):価格452万1000円
●ラウンジ(バッテリー容量64.8kWh):価格489万5000円
●ラウンジ2トーン(バッテリー容量64.8kWh):価格489万5000円
●Nライン(バッテリー容量64.8kWh):価格506万円
全体的にダイナミックな造形
最初なのでモデル概要を少しおさらいしておこう。
何といってもコナで特徴的なのは、そのデザインだ。左右方向に伸びる切れ長のヘッドライトは『シームレスホライゾンランプ』と呼ばれ、ヒョンデEVに特有のピクセルグラフィックを採用しつつ、サイドにはアイオニック5にも見られた大胆なキックラインを描くなど、全体的にSUVらしいダイナミックな造形。それでいてCd値0.27と、電力消費を抑えるべく空力を考慮している。ボディカラーは全8色で、レポート車はアルティメットレッドメタリックとブラックパールの2トーンだ。
インテリアも水平基調のデザインが特徴で、12.3インチのディスプレイがふたつ並んでいる。アイオニック5に比べると物理スイッチが多いので、比較するとデザイン的には煩雑に見えてしまうが、使い勝手という意味ではこちらのほうが担当者の好みにあうのでありがたい。
レポート車のバッテリー容量は64.8kWhで、航続距離のカタログスペックは541km(WLTCモード)。モーターは最高出力204ps、最大トルク26.0kg-mで、駆動方式はアイオニック5がRWDか4WDであったのに対し、コナは全てFWDとなる。
またV2L機能によりクルマからの給電が可能だったり、ワンペダル走行が可能なiペダルを備えたりするあたりはアイオニック5と共通で、さらには実際の映像に矢印などAR画像を組み合わせて表示されるナビなどが特徴となる。
ちなみに2023年10月30日に日本仕様が発表された時のプレスリリースには、『コナはアイオニック5で培った先進性はそのままに、取り回しのよいコンパクトSUVとして、幅広いお客様のニーズに応えます』とあり、レポート担当の使用環境ではまさにちょうどいいクルマと言えそう。次回は、実際に使用してみた第一印象をお伝えする予定だ。
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みんなのコメント
長期レポートでは、ネット民がネガキャンするバッテリーの安全性をぜひレポートすべきだろう。
まあ、嫌韓ネガキャンは昭和生まれのおじいさんが大半。こいつらがこの世からいなくならない限り韓国車、中国車が日本に浸透するのは無理だろう。
逆にコイツらが免許返納する時期は、我々K-POPや韓流文化に慣れ親しんだ我々の世代が韓車を選ぶ時代がきっとくる。グローバル販売シェアでは3位のヒョンデ、キアのクルマたち。美しいデザインはイタリア車と並んで世界一だと思う。これがわからない昭和のおじいさん達が可哀想だ。