間もなく2022年が終わる。新型クラウンや新型プリウスのワールドプレミアをはじめ、国内自動車メーカーの盟主トヨタは今年も多くの人を驚かせるニューモデルを発表・発売してきた。
2023年も、トヨタは我々を驚かせるようなニューモデルを準備しているに違いない。今回は、ひと足早く2023年に登場する予定のトヨタ&レクサスのスクープ情報をご紹介! 魅力的なモデル、揃ってます!!
超待望・新型ランクルプラドも! 23年登場 トヨタ&レクサススクープ情報総ざらい!!
※本稿は2022年11月のものです
文・予想CG/ベストカー編集部、写真/TOYOTA、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2022年12月10日号
■2023年もトヨタ新モデル目白押し!!
レクサスLSのハイパフォーマンスモデル「LS F」とSUV版の「LF」は開発が中断している(画像はベストカー編集部による予想CG)
好むと好まざるとにかかわらず、日本の自動車業界はトヨタを中心に動く。来年もトヨタから大物モデルが続々登場し、ますます存在感を高めていきそうだ。
来年(2023年)は春にスープラGRMN、夏に新型C-HRとランクルプラド、秋にクラウンスポーツ&エステート、それに新型パッソ/ブーン、ブランニューの大型ミニバンも登場するというのがスクープ班に入っている情報で、半導体をはじめとする部品不足、流通の混乱などで時期がずれる可能性もあるが、このあたりが来年の新車スケジュールとなる。
レクサスは来秋(2023年秋)登場予定のコンパクトSUVが注目の1台。ヤリスクロスよりも小さな全長4000mm前後のボディでレクサスにふさわしい高級感をどう出してくるのか大いに気になるところだ。V8ツインターボのLS F、LFは開発が中断しているという情報もあり、不透明な状況。
■2023年登場のトヨタニューモデル
●トヨタ 新型ランドクルーザープラド(2023年夏デビュー予定)
トヨタ 新型ランドクルーザープラド(画像はベストカー編集部による予想CG)
ランクル300の弟分、プラドは部品不足などもありFMC(フルモデルチェンジ)が延期され続けてきたが、いよいよ来年夏に登場。
注目は新開発の2.8Lクリーンディーゼルハイブリッドが搭載されることで、これにより燃費性能を大幅に改善。WLTCモード燃費は15km/lに達するとの情報もあり、この点ではランクル300を大きくリードする。もちろん、ラダーフレーム構造のGA-Fプラットフォームで、自慢のタフさは健在だ。
●トヨタ 新型C-HR(2023年デビュー予定)
写真はトヨタヨーロッパが2022年12月5日に発表した「C-HRプロローグ」
1代限りで終了の噂もあったC-HRだが、来年夏にフルモデルチェンジとの情報だ。現行型と同じく次期型もデザイン優先のクーペSUVで、過激なフォルムも健在。パワーユニットは新型プリウスと同じ2Lハイブリッド(プリウスには1.8Lハイブリッドもある)で、1年ほど遅れてBEV仕様も追加される可能性がある。
クーペSUVはそのままだが、弱点だった後席の居住性が改善され、より幅広いユーザー層にアピールできるクルマとなる。
●トヨタ クラウンスポーツ&エステート(2023年秋デビュー予定)
トヨタ クラウンスポーツ
トヨタ クラウンエステート
新型クラウンには第1弾として登場したクロスオーバーのほかに3つのバリエーションが発表、公開されている。
来年秋までにはSUVの「スポーツ」(写真上)とワゴンの「エステート」(写真下)の追加が予定されており、セダンは2024年春になるという情報だ。
パワーユニットはクロスオーバーの2.4Lターボハイブリッド&2.5Lハイブリッドを踏襲するとともにBEV仕様の追加もありそう。SUVの「スポーツ」はハリアーよりも全高が低く、よりスポーティな印象となる。
●トヨタ/ダイハツ 新型パッソ/ブーン(2023年秋デビュー予定)
新型 トヨタ パッソ/ダイハツ ブーン(画像はベストカー編集部による予想CG)
トヨタ最小コンパクト、パッソも来年FMC。ダイハツが開発し、トヨタにOEM供給する関係は現行型と同じで、ダイハツではブーンとして販売。
DNGAと呼ばれる新開発プラットフォームを採用することで、走りの質感が大幅にアップすると言われており、楽しみだ。
●トヨタ スープラGRMN(2023年春デビュー予定)
トヨタ スープラGRMN(画像はベストカー編集部による予想CG)
スープラに最強のGRMN仕様が来年春登場。直6、3Lツインターボは550psまでパワーアップし、7速DCTと組み合わされる。これが最終モデルとなり、スープラは2025年に生産終了になるという情報だ。
●トヨタ 新型BIGミニバン(2023年秋デビュー予定)
トヨタ 新型BIGミニバン(画像はベストカー編集部による予想CG)
アルファード/ヴェルファイアを超えるビッグミニバンも来秋登場。グランエースのプラットフォームを使い、徹底的に高級感を追求する。パワーユニットはV6、3.5Lツインターボ+ハイブリッドとの情報もある。
■レクサスはコンパクトSUVがスタンバイ(2023年秋デビュー予定)
レクサス 新型コンパクトSUV(画像はベストカー編集部による予想CG)
レクサスの来年の新型車として期待されていたV8、4Lツインターボを搭載する「LS F」と、そのSUV版となる「LF」はここにきて開発が中断されているという情報。「ガソリンターボのハイパフォーマンスカーは時代にそぐわない」という判断かもしれないが、残念。引き続き情報を集めたい。
一方、順調に開発が進んでいるのがレクサス初のコンパクトSUV。V8ツインターボとは対極となるクルマで、直3、1.5Lハイブリッドを搭載する全長4m前後の小さな高級SUVだ。
ベースは海外専売車の「アイゴ」で、デザインもアイゴのイメージを受け継ぐものとなる。セカンドカーとしての需要がメインとなりそうだが、ダウンサイズユーザーの注目も集めそうだ。予想価格は300万円台後半スタートで、レクサスの新たなチャレンジとなる。
■トヨタのBEV戦略全面見直し!?
e-TNGAを使用するBEV戦略は一度見直されることになる。世界のBEV競争を勝ち抜くための新戦略の構築が再び始まる
2022年10月下旬、ロイター通信がスクープを発信。トヨタがBEV戦略を見直し、2030年までに30車種を揃えるとしていた従来の計画の一部を止めたというものだ。
BEV専用プラットフォームのe-TNGAはエンジン車と混合して生産できる設計となっているが、テスラなどBEV専業メーカーに比べて効率が悪く、予想以上に早く進む世界のBEV化の流れに追いつけないと危惧する意見が出てきているとのこと。また、予想以上に収益が見込めないことも問題視されているという。
e-TNGAを継続するのか、新たなBEV用プラットフォームの開発に着手するのかを検討し、来年はじめまでに結論を出すと報じられており、昨年12月に一気に公開した新型BEV16車種も、何車種かは開発をすでにストップしているという。トヨタのBEV戦略が風雲急を告げている。これからの動向に注目したい。
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