9月13日、2025年MotoGP第16戦サンマリノGP MotoGPクラスのスプリントがイタリアのミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで行われ、ホンダHRCカストロールのルカ・マリーニは7位でフィニッシュした。ジョアン・ミルは初日の転倒の影響により、予選とスプリントレースを欠場している。
初日のプラクティスの終盤に転倒したミルは、出場可能と判断され、フリー走行2回目で1度コースインしたものの、タイムを出さず2周のみでガレージに戻った。首に違和感があったようで、決勝レースのために2日目の予選とスプリントを欠場した。
ベゼッチが今季スプリント初優勝。M.マルケスは初の転倒リタイア/第16戦サンマリノGP
大会2日目朝のフリー走行2回目は、ほとんどのライダーがフロントにミディアムタイヤ、リヤにソフトタイヤを選択し、予選とスプリントに向けて確認走行を実施する。ユーズドのタイヤセットを使用して周回を重ねたマリーニは、このセッションで1分31秒194の3番手と、好発進を決めた。
続く予選では、ダイレクトインしたQ2セッションから上位グリッドを争う。マリーニの最初のアタックランは、1分31秒195の9番手タイムに留まる。2回目のランで複数回のアタックを敢行したマリーニは、暫定10番手で入った最終アタックで1分30秒390の自己ベストラップをマークし、6番手グリッドを獲得した。ミルは予選に出走しなかったものの、プラクティスの結果により、Q2直接進出しているため12番手グリッドからのスタートが決まっている。
13周で争うスプリントは、全車がミディアム/ソフトが選択。マリーニはスタートで1つ下げて7番手で2周目に入る。4周目でペドロ・アコスタ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)に先行を許して8番手に下げるも、上位を走るライダーの転倒により、6周目に6番手に浮上する。
レース後半、マリーニは8周目にペースの良いフェルミン・アルデグエル(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)にオーバーテイクされて7番手に後退。少しレースペースを乱されたところにホルヘ・マルティン(アプリリア・レーシング)が迫るも、終盤にペースを戻したマリーニはポジションを守り、7位でチェッカーを受け、ポイント獲得を果たした。
ホンダ勢においては、ヨハン・ザルコ(カストロール・ホンダLCR)がスプリントで11位。ソムキャット・チャントラ(イデミツ・ホンダLCR)は19位でフィニッシュしている。
ルカ・マリーニ(予選:6番手、スプリント:7位)
「シーズン全体を通してのパフォーマンスを考えれば良い結果だったよ。でも、今朝のフィーリングからすると、正直もっと期待していた。金曜日と比べてバイクは改善したけど、スプリントではすべてが悪く感じたし、風向きが変わったことで午前ほどの強さを発揮できなかった。コンディションが完璧なら前にかなり近づけるけど、何かが足りないと近づくためのマージンがまだ残っているんだ」
「明日はスタートが非常に重要だから、今日より改善したいと思う。最初に言ったように、シーズンや過去12か月の全体像を見ることが大切で、これまで取り組んできたことを誇りに思うべきだ。明日はもっとやれると確信している」
[オートスポーツweb 2025年09月14日]
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