メルセデス・ベンツのSUVのラインアップを支える人気車種として昨年11月にも2代目へと刷新された『GLCクーペ』に、電気モーターのみで118km(EV走行換算距離/等価EVレンジ)の走行が可能なプラグインハイブリッド(PHEV)モデル“GLC 350e 4MATIC Coupe Sports Edition Star”が登場。4月25日より販売が開始されている。
車両下部を仮想的に映し出すトランスペアレントボンネットなど、オフロード性能を向上させるとともに、先進的なMBUX AR(拡張現実)ナビゲーションや生体認証(指紋/声)によるシートポジション設定など、最新技術を多数採用した現行『GLCクーペ』だが、今回追加されたGLC 350eクーペは急速充電(CHAdeMO規格)と6.0kW(30A)の普通充電に対応したPHEVとなっている。
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注目のパワートレインは最高出力204PS(150kW)、最大トルク320Nmを発生する2.0リットル直列4気筒ターボエンジンに、容量31.2kWhのリチウムイオンバッテリーと出力136PS(最高出力100kW、定格出力60kW)、トルク440Nmの電気モーターを組み合わせる。
これによりシステム総合の最高出力は313PS(230kW)、最大トルクは550Nmとなり(すべて欧州参考値)、電動での最高速は140km/hを記録。前述のとおりEV走行換算距離(等価EVレンジ)は118kmが確保され、日常の買い物や通勤などは電気自動車のように使用することが可能となる。その一方で、遠方へのドライブでは電気モーターとガソリンエンジンのメリットを掛け合わせることで、航続可能距離や充電時間を気にすることなくドライブすることが可能となる。
全幅は先代モデルと同じ1890mmを維持しつつ、さらに伸びやかで美しいシルエットに進化したエクステリアは、空気抵抗係数となるCd値で0.27と高水準のエアロダイナミクスを実現し、省燃費性能も追求。フロントマスクでは片側のヘッドライトあたり100万画素以上となる解像度を備えたウルトラハイビーム付きDIGITALライトにより先進的な表情を醸し出す。
■SUVとしての機能を強化
一方のインテリアも、翼のような形状の上段部には航空機エンジンのナセルを想わせる丸みをつけたやや横長の角型エアアウトレットが配置され、下段はセンターコンソールからダッシュボードへと繋がる、リアルウッドを使用した各種のインテリアトリムを採用する。
乗降時やエアコン操作などにも連動する64色のアンビエントライトに加え、静電容量式センサーを備えた最新世代のステアリングホイールの奥には、浮遊間のある12.3インチの大型コックピットディスプレイを備え、ダッシュボードと縦型11.9インチのメディアディスプレイは運転席側に6°傾けたデザインに。
このメディアディスプレイを活用し、上級モデルと同じくフロントタイヤとその操舵方向を含むフロント部分下方の路面を仮想的に映し出すトランスペアレントボンネット機能も搭載し、これによりディスプレイで進路上にある大きな石や深い窪みなどの障害をいち早く確認することが可能となっている。
さらにコックピットディスプレイに車両の傾きや路面の勾配、標高、経度緯度、コンパスのほか、車速やエンジン回転数を表示し、メディアディスプレイには周辺地形における現在の姿勢や前後ホイールの操舵角などを表示できるオフロードスクリーンも備えるなど、SUVとしての機能が高められている。
脚元では、伸び側と縮み側にそれぞれ可変ダンピングシステムを備えたAIRMATICサスペンションを標準装備し、逆位相と同位相で最大4.5度操舵するリヤ・アクスルステアリングも採用し、価格は1031万円(税込)となっている。
メルセデスコール:0120-190-610
メルセデス・ベンツ日本ウェブサイト:http://www.mercedes-benz.co.jp
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