現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 【贅沢なV12ツインターボ搭載】新型メルセデス・マイバッハSクラス 欧州発表 超高級フラッグシップセダン

ここから本文です

【贅沢なV12ツインターボ搭載】新型メルセデス・マイバッハSクラス 欧州発表 超高級フラッグシップセダン

掲載 更新 5
【贅沢なV12ツインターボ搭載】新型メルセデス・マイバッハSクラス 欧州発表 超高級フラッグシップセダン

豪華で快適な後部座席

text:Lawrence Allan(ローレンス・アラン)

【画像】新型メルセデス・マイバッハSクラス【GLSや標準のSクラスと写真で比較】 全163枚

translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

高級セダンの最高峰、新型メルセデス・マイバッハSクラスが発表された。後部座席の空間をより快適なものへと進化させている。

ベントレー・フライングスパーのライバルとして来年夏に発売予定のマイバッハSクラスは、中国、韓国、ロシアなど超高級フラッグシップモデルの需要が高まっている市場に向けて開発された。昨年はブランド初のSUV、メルセデス・マイバッハGLSが発表されている。

標準のメルセデス・ベンツSクラスのロング・ホイールベースよりも約180mm長く、全長は5469mmに達する。マイバッハは、これにより「後席に大きな利益をもたらす」としている。

しかし、アップグレードされたのは広さだけではない。独立したエグゼクティブシートが標準装備されており、背もたれなどを個別に調整できるようになっている。

また、フロントシートの背面に取り付けられたフットレストと電動で伸びるレッグレスト(先代モデルより50mm長い)により、「快適な寝心地を提供するリクライニングシート」を実現している。

さらに新機能として、レッグレストのマッサージ機能や、首と肩を温めるヒーターがオプションで追加。また、メルセデスのクーペやコンバーチブルに搭載されている自動シートベルト延長装置も後席に採用された。

また、ドライバーが操作できる電動アシスト式リアドアや、幅広い調整が可能なアダプティブライトも装備されている。

通常のSクラスと同じMBUXを搭載した5つのOLEDスクリーンから各機能をコントロールできる。ルーフライニングの3Dレーザーカメラにより、後席乗員の動きやジェスチャーを認識することも可能だ。

611psのV12ツインターボも導入

エクステリアでは、クローム仕上げのフィン、マイバッハの特徴である垂直方向のグリル、広いリアドアの採用により、標準のSクラスとの差別化が図られている。

Cピラーにはブランドのエンブレムが施されている。オプションで2トーンのカラーリングも選択可能だ。

英国では2種類のエンジンを導入する予定だ。503psを発揮するS 580の4.0L V8ツインターボと、611psを発揮するS 650の6.0L V12ツインターボだ。

その他の市場では、3.0L 6気筒ターボとトランスミッションに内蔵された電気モーターにより510psを発生するプラグイン・ハイブリッドも用意される。

全車にエアサスペンションと、路面検知機能E-アクティブ・ボディ・コントロールシステムが標準装備されている。オプションで後輪ステアリングも選択できる。

価格はまだ明らかにされていないが、V12エンジン搭載の先代モデルの価格からすると、ベースとなるV8モデルは15万ポンド(2070万円)を優に超える可能性が高いと思われる。

こんな記事も読まれています

約150万円! トヨタ新型「プロボックス」登場! まさに「商用バンの皇帝」22年目のハイテク進化に反響あり!「トヨタの最高傑作!」の声あつまる
約150万円! トヨタ新型「プロボックス」登場! まさに「商用バンの皇帝」22年目のハイテク進化に反響あり!「トヨタの最高傑作!」の声あつまる
くるまのニュース
世界グランプリ開催目前!全日本王者小川友幸選手が語る、はじめての「トライアル」観戦のポイントとは?「観客との距離の近さ」が最大の魅力!
世界グランプリ開催目前!全日本王者小川友幸選手が語る、はじめての「トライアル」観戦のポイントとは?「観客との距離の近さ」が最大の魅力!
バイクのニュース
[15秒でわかる]トヨタ新型『カムリ』…高品質のハイブリッドセダン
[15秒でわかる]トヨタ新型『カムリ』…高品質のハイブリッドセダン
レスポンス
新型スイフトにRSなし!? スイフトは走りが最高なのよ!! 先代スイフトRSの中古がめっちゃアリ!
新型スイフトにRSなし!? スイフトは走りが最高なのよ!! 先代スイフトRSの中古がめっちゃアリ!
ベストカーWeb
【F1チーム代表の現場事情:マクラーレン】重要イベントで勝利。コース内外でレッドブルにプレッシャーをかけるブラウン
【F1チーム代表の現場事情:マクラーレン】重要イベントで勝利。コース内外でレッドブルにプレッシャーをかけるブラウン
AUTOSPORT web
2024年は実現しないけど……ベッテル、来年以降ならポルシェでル・マン参戦の可能性あり? ネックはF1マシンとの”重量差”
2024年は実現しないけど……ベッテル、来年以降ならポルシェでル・マン参戦の可能性あり? ネックはF1マシンとの”重量差”
motorsport.com 日本版
ウソだろ! そんな開き方!? 個性にもほどがあるドアをもつクルマ5台
ウソだろ! そんな開き方!? 個性にもほどがあるドアをもつクルマ5台
WEB CARTOP
TEAM IMPUL、プルシェール離脱によりスーパーフォーミュラ第2戦はベン・バーニコートを起用。第3戦以降のドライバーは未定
TEAM IMPUL、プルシェール離脱によりスーパーフォーミュラ第2戦はベン・バーニコートを起用。第3戦以降のドライバーは未定
motorsport.com 日本版
ジープ ラングラーがブラッシュアップ  新グレードも登場|Jeep
ジープ ラングラーがブラッシュアップ 新グレードも登場|Jeep
OPENERS
トヨタ「次期型エスティマ」どうなる!? “天才的”なタマゴデザインも継承? 新型「まんまるミニバン」に期待大!
トヨタ「次期型エスティマ」どうなる!? “天才的”なタマゴデザインも継承? 新型「まんまるミニバン」に期待大!
くるまのニュース
中上貴晶、2戦連続ポイント獲得「改善は必要だが、モチベーションを高めることができた」/第5戦フランスGP 決勝
中上貴晶、2戦連続ポイント獲得「改善は必要だが、モチベーションを高めることができた」/第5戦フランスGP 決勝
AUTOSPORT web
【MotoGP】連続表彰台のマルケス「チャンピオン争いにはまだ”何か”が足りない」ドゥカティでの課題は初日からの一貫性?
【MotoGP】連続表彰台のマルケス「チャンピオン争いにはまだ”何か”が足りない」ドゥカティでの課題は初日からの一貫性?
motorsport.com 日本版
ギュンター・シュタイナー元代表、逆にハースから訴えられる! 自伝で同社の商標権を侵害か?
ギュンター・シュタイナー元代表、逆にハースから訴えられる! 自伝で同社の商標権を侵害か?
motorsport.com 日本版
金沢のスーパー一般道“最後のボトルネック”解消へ! 「山側環状」最終トンネル24年度工事着手 能登までスイスイあと少し!
金沢のスーパー一般道“最後のボトルネック”解消へ! 「山側環状」最終トンネル24年度工事着手 能登までスイスイあと少し!
乗りものニュース
新型「トライトン」登場でパジェロ復活のウワサも現実味!? いまも続く“4WDの三菱”という称号にある長い歴史とは
新型「トライトン」登場でパジェロ復活のウワサも現実味!? いまも続く“4WDの三菱”という称号にある長い歴史とは
VAGUE
スバルの「和製スポーツカー」公開!? 精悍顔の“2ドアクーペ”どんなクルマ? 特許庁公表、なぜ?
スバルの「和製スポーツカー」公開!? 精悍顔の“2ドアクーペ”どんなクルマ? 特許庁公表、なぜ?
くるまのニュース
可愛らしさで発売当時から大人気!レジャーモデル「モンキー125」の魅力に迫る~小野木里奈の○○○○○日和~
可愛らしさで発売当時から大人気!レジャーモデル「モンキー125」の魅力に迫る~小野木里奈の○○○○○日和~
バイクのニュース
【フォーミュラE 第9/10戦 ベルリンE-Prix レポート】 ジャガーのニック・キャシディが今季2勝目!第10戦は地元ポルシェのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタが今季初優勝
【フォーミュラE 第9/10戦 ベルリンE-Prix レポート】 ジャガーのニック・キャシディが今季2勝目!第10戦は地元ポルシェのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタが今季初優勝
Webモーターマガジン

みんなのコメント

5件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村