トで行なわれた第2戦スペインGPのMoto3クラス決勝は、アルベルト・アレナス(Gaviota Aspar Team Moto3)が優勝……開幕2連勝を果たした。
日本勢6名が参戦するMoto3クラスは、予選で鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)がポールポジションを獲得。好位置からシーズン再開へ挑んだ。他の日本勢は中盤に沈むという予選結果だった。
■予選15番手の中上貴晶「結果にはガッカリ」2019年型マシンのフロントに苦戦?
好天に恵まれたヘレス・サーキットは気温27度、路面温度35度というコンディションで22周のレーススタート時刻を迎えた。
まずは鈴木が順当にホールショットを奪い、そのまま集団を引き連れてオープニングラップを終了。2番手以下にはアンドレア・ミーニョ(SKY Racing Team VR46)、ラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)、セレスティーノ・ビエッティ(SKY Racing Team VR46)、アルベルト・アレナス(Gaviota Aspar Team Moto3)といった並びで、10台以上の大集団となった。日本勢では小椋藍(Honda Team Asia)が12番手までポジションを上げた。
4周目に鈴木はビエッティとミーニョにオーバーテイクを許して後退。その後はフェルナンデスなども交えてポジションの上げ下げが続いた。ただ鈴木はジリジリと集団の中で後退し、レース3分の1に当たる7周を消化する頃には11番手にまでポジションを下げた。
先頭は変わらずビエッティがリード。トニー・アルボリーノ(Rivacold Snipers Team)がプレッシャーをかけるが、追い抜くことができない状況が続いた。
11周目頃から先頭集団に動きがあり、アレナスが先頭を奪取。ダリン・ビンダー(CIP Green Power)、ジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)らが続いた。鈴木もその中でポジションを取り戻し、5番手につけた。
アレナスが集団を牽引する展開はその後も続き、レースは残り7周に。じわじわとポジションを上げた小椋は、鈴木を上回って6番手に浮上した。
そして残り5周でマクフィーが先頭に浮上。2番手アルボリーノ以下にギャップを築こうとするが、突き放すことができないまま、レースは残り3周に突入した。
残り2周のバックストレートでアルボリーノがマクフィーをオーバーテイクして、先頭は再び入れ替わりつつあった。また先頭集団を走っていたビンダーがターン9で転倒を喫した。
そのままの体制でチェッカーを迎えるかと思われた刹那、ラストラップの最終コーナーでそのドラマが起きる。イン側を回っていたビエッティとアルボリーノが接触し、アウト側にはじき出されたアルボリーノがマクフィーと更に接触……その結果、マクフィーは転倒してしまった。
そして最終コーナーを先頭で立ち上がったアレナスがトップチェッカーを受け、開幕戦から2連勝を収めた。また小椋も最終コーナーでポジションを上げ、2位表彰台を獲得した。小椋は開幕戦から2戦連続の表彰台だ。3位にはアルボリーノが続いた。
ポールスタートだった鈴木は集団の中で順位を上げることができず、8位でのフィニッシュとなった。
他の日本勢は佐々木歩夢(Red Bull KTM Tech 3)が11位、山中琉聖(Estrella Galicia 0,0)が16位、鳥羽海渡(Red Bull KTM Ajo)が19位となった。ルーキーの國井勇輝(Honda Team Asia)はリタイアだった。
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