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不動の人気車「アルファード」 自分のライフスタイルに合ったグレードを選べる

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不動の人気車「アルファード」 自分のライフスタイルに合ったグレードを選べる

現行アルファードは2015年に販売が開始されたモデルであるにも関わらず、2021年の年間普通自動車新車登録台数は4位となっていて、その人気が長く続いていることが分かります。人気の高いモデルだけあって購入を検討している人も多いと思われます。今回は約360~780万円という幅広い価格レンジのアルファードのグレード構成を解説していきます。

●パワーユニットはニーズに合わせた3種類
2022年6月現在、アルファードのグレードはホームページによると福祉車両を除いて25種類とかなりの数です(特別仕様車を含む)。これだけ多いとどのようにグレードを選べばいいか戸惑ってしまうかもしれませんが、1つ1つ整理して考えていけば自身に合ったグレードを選ぶことが出来ます。

まずはパワーユニットから選びましょう。アルファードには2.5L直列4気筒ガソリン、3.5L V6ガソリン、2.5Lハイブリッドと3つのパワーユニットが用意されています。気になる燃費性能は以下の通り(WLTCモード ※数値はグレードによって幅があります)

2.5Lハイブリッド:14.8km/L
2.5Lガソリン:10.8km/L
3.5Lガソリン:10.2km/L

ハイブリッドは燃費性能ももちろんですが、モーター特有の低回転時のトルク大きさに由来する加速性能と静粛性に優れていて、開発テーマでもある「大空間高級サルーン」を最も体現したパワーユニットと言えるでしょう。3.5Lはパワフルさが魅力。2.5Lはリーズナブルな価格が魅力ですが、4気筒と言っても決して振動や騒音が気になることはなく静粛性もほぼ不満のないレベル。また、加速性能も通常の街乗りやバイパスなどへの合流で大きく不満が出ることはありません。ハイブリッドと2.5Lガソリンエンジンの価格差は約60万円。ハイブリッドと3.5Lガソリンエンジンの価格差は約17万円でハイブリッドの方が高いです。

●ハイブリッドはE-Fourのみの設定
次に駆動方式です。ガソリンエンジンに2WDと4WDを用意し、ハイブリッドはE-Four(電気式4WDシステム)と呼ばれる4WDのみ。この駆動方式はプロペラシャフトが無く必要な時にモーターが直接後輪を駆動します。

そして乗車人数、8人乗りと7人乗りが用意されていますが、アルファードの場合基本的には7人乗りがメインのグレード構成となっています。8人乗りが用意されるのは基本的に各パワーユニットのエントリーグレード系のみとなっています。

エクステリアも2種類用意されていて、各パワーユニットでノーマルタイプと専用のリアバンパーとシーケンシャルウィンカーなどを装備したエアロタイプがラインアップされています。今流行りの流れるウィンカーが欲しいのであればエアロタイプを選択するのがいいでしょう。

●パワーユニットごとに異なるグレード構成
ここからはパワーユニットごとに見ていきましょう。まずハイブリッドのグレードは上から以下の通り。

・Executive Lounge S
・Executive Lounge
・SR“C パッケージ”
・G“F パッケージ”
・X
・HYBRID S“TYPE GOLDIII”(特別仕様車)

なお、この中で8人乗りが選べるのはXのみ。エアロタイプはExecutive Lounge S、SR“C パッケージ”、 HYBRID S“TYPE GOLDIII”の3つです。最上級グレードであるExecutive Lounge SとExecutive Loungeはプレミアムナッパ本革シートを採用し、セカンドシートにはメモリー機能やベンチレーション機能など豪華な装備が用意されているエグゼクティブラウンジシートが装着されます。

SR“C パッケージ”とG“F パッケージ”のシートは合成皮革となり、セカンドシートはパワーシートではあるものの、Executive Loungeほどの機能性と豪華さは備えていません。

HYBRID S“TYPE GOLDIII”はウルトラスエードのシートとなり、Xはファブリックシート。なおこの2グレードのシート調整はマニュアルとなります。

続いて3.5Lのグレードは上から以下の通り。

・Executive Lounge S
・Executive Lounge
・SC
・GF

基本的に上級グレードのみの展開となっていて、8人乗りは設定されていません。Executive Lounge SとExecutive Loungeの装備内容などは基本的にハイブリッドと同じです。

SCは基本的にハイブリッドならばSR“C パッケージに準ずるグレード。GFはハイブリッドならばG“F パッケージ”に準ずるグレードとなっています。

そして2.5Lのグレード構成は上から以下の通り

・S“C パッケージ
・S“TYPE GOLDIII”(特別仕様車)
・S
・X

2.5Lは3.5Lとは対照的にエントリーグレードを中心としたラインアップ。2.5L最上級グレードとなるS“C パッケージはハイブリッドのSR“C パッケージや3.5LのSCに準ずるグレードで7人乗りのみの設定。

S“TYPE GOLDIII”も基本的にはハイブリッドと装備内容は同じで7人乗りのみの設定。

Sは7人乗りと8人乗りが設定されていて、エアロタイプながらシーケンシャルウィンカーが装備されず、シートもファブリックとなっています。

Xは8人乗りのみの設定エントリーグレード。ホイールも他グレードが17インチや18インチを装着するのに対し、このグレードは16インチと少々足元も寂しい印象になっています。

さて、ここまでざっくりとグレードを紹介してきましたが、アルファードの場合価格帯が幅広いため一概に「このグレードがオススメ!」というのは難しいです。運転支援システムや安全装備に大きな差異はないので、選択の理由としては快適装備の充実度合いは好み、そして価格といったところになってくるでしょう。

文:西川昇吾

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みんなのコメント

40件
  • 既に(6/19付)受注停止車なのにこんな書かれても・・・・。
  • 前まではプリウスが1番マナー悪いと思ってけどあっさりとアルファードが1番イメージ悪い車になった
    高性能車や高級車ほど大人しく走るけど、大衆車はマナー悪い
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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